「電気自動車に乗り換えて満足」6割超 「とても静かで快適」「家の太陽光発電の電気で動かせる」などの声

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日本では電気自動車(以下、EV)の普及がなかなか進まないといわれていますが、実際にガソリン車からEVに乗り換えた人はどのように感じているのでしょうか。BEV(バッテリーEV)を所有している全国の男女1015人(男性612人・女性403人)に調査をしたところ、6割以上の人が「EVに満足している」と回答しました。また、8割以上の人が「今後EVに乗る人は増えると思う」と回答したそうです。

株式会社ウェブクルーが「EVの魅力・良さに関する調査」と題して、2022年9月に実施した調査です。

まず、「エンジン車ではなくEV(BEV)に乗り替えた理由」を聞いたところ、「地球環境に優しい」(56.7%)が最多に。次いで、「クリーンエネルギー自動車補助金などの制度があった」(38.7%)、「EV自体に興味があった」(28.5%)、「家庭で充電できる」(21.3%)、「停電時に非常用電源となる」(19.8%)、「燃料代が高い」(16.9%)といった回答が上位に並びました。

次に、「エンジン車に比べてEVならではのメリットだと思う点」を聞いたところ、「排気ガスが出ない」(53.2%)、「静音性に優れる」(47.6%)、「充電のほうが給油よりも費用が安い」(31.5%)などが上位に挙げられました。

続いて、「EVの満足度」については、「大満足」(14.3%)と「満足」(50.6%)を合わせて64.9%の人が「満足」と回答。一方で、「不満」を回答した人は7.3%でした。

また、「エンジン車とEVをメリット・デメリットで比較した場合、今後EVに乗る人は増えると思いますか」と聞いたところ、「とても増えると思う」(26.9%)、「やや増えると思う」(55.0%)を合わせて81.9%の人が「増えると思う」と回答。一方で、15.9%の人が「変わらないと思う」と回答したほか、2.2%の人が「減ると思う」と回答したそうです。

なお、EVに乗り替えて感じた「EVの魅力」と「今後の課題」については、以下のようなコメントが寄せられました。

▽やはりガソリンに頼らない走行ができるのは大きなメリット。普及が進むことで充電スポットも当たり前になっていくと思うので、利便性は今後さらに上がると考えています(30代男性/会社員/愛知県)
▽自分の家にある太陽光発電の電気で動かすことができるので、燃料費が一切かからないのが非常に良い(40代男性/会社員/東京都)
▽EVは排気ガスが出ないので、地球温暖化防止に有効。ただし、電池の性能に左右されるので、EV浸透の重要な鍵として電池の高性能化に期待したいです(40代男性/会社員/京都府)
▽とても静かで快適です。車両価格がもっと安くなれば利用者も劇的に増えると思います(50代男性/会社員/鹿児島県)

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