「昨日乗ったタクシー、『病院まで混みそうだから迂回ルートで行きます!』って言われて結局正規ルートと大して変わらなかったんだけど、最後支払い後に『近道にならずすみませんでした。これでジュースでも買って飲んで下さい』って150円くれた。今までセコい運転手にしか当たった事なかったから感動した」とツイートしたのは、なすまる@年子双子1y0m +0y0mさん(@vo_no_1013)。
確かに、迂回ルートを通る運転手はいても、わざわざ謝る人は珍しいでしょう。ツイートを見た人から「せこい運転手wでもわかります。たまにいい運転手さんもいる」とコメントがありました。
投稿者に話を聞いた
ーー「迂回ルートで行きます!」と言われた時、「遠回りされるかも…」と不安に思いませんでしたか。
「迂回ルートも正規ルートも知っている道だったので、不安はなかったんです。確かに迂回ルートは普通に考えたら遠回りなのですが、正規ルートは時間や天気によっては凄く混むので、迂回ルートの方が早く着くこともあります。この日はどちらがいいのか分からなかったので、運転手さんにお任せすることにしました」
ーーもし正規ルートを通って渋滞していたら、迂回ルートより時間も料金もかかっていたかもしれませんね。
「はい。正規ルートは、時間によっては混んで渋滞するので、この日はその可能性も十分にありました。そのため運転手さんにお任せしたのですが、結局、どちらでもあまり変わりませんでした」
ーーそれでも、謝ってくれたのですね。
「別に運転手さんの責任ではないのですが、わざわざ謝って、ジュース代までくれたので驚きました」
ーーお金よりも心遣いが嬉しいと思われましたか。
「そうですね。別にお金を返して欲しいとは思わなかったのですが、今までセコい運転手に当たることが多かったので、タクシー運転手にも素敵な人がいるんだなと嬉しく思いました」
ーーセコい運転手とは?
「目的地付近で『この辺で止めてください』と言っても、メーターが上がるまで進んで、上がった瞬間停車する。このパターンがとても多いです」