「昨日大阪で見つけた場所、青い提灯がこんなにも連なっているところ初めてみた。赤い提灯より異世界に繋がってそうで怖くなっちゃった」とツイートしたのはキツネツキ(@AzureFox13)さん。投稿された写真には、なんとも異質な雰囲気に包まれた色彩豊かな大阪の繁華街が写っています。
「ネオ東京の路地裏っぽい」
「こんな場所が実在していたなんて驚きです!」
「サイバーパンク感がすごい」
「ゲームの世界みたい」
提灯通りの路地の写真について、リプ欄では驚きのコメントが多数寄せられています。
異世界に繋がりそうな路地の写真について、サイバーパンクな写真集をクラファン中のキツネツキさんにお話を聞きました。
ーーこちらは大阪のどこで撮影されたのでしょうか?
「大阪駅から徒歩10分ほどの繁華街・北新地にある蜆楽通りというところです」
ーーサイバーパンクな雰囲気が出るように撮影されたのでしょうか?
「基本的に夜に撮影をしています。光が印象的に撮れるからです。撮影時はなるべく光をどう画面の中に取り入れるかを念頭に置いて構図を作っています。撮影後の編集でphotoshopというアプリを使い、少し光の色を触ってあげることで近未来感のある世界観に変わっていくんです」
ーーこちらの写真を撮影する際に難しかった点などはありますか?
「この青い提灯をどう自然に見せるのかが難しかったです。その上で写真全体に異世界感を出すという逆のことをしていたのであまり奇をてらわないようにしました。2枚目にある赤い傘のサラリーマンが通りかかったときはこれだ!ってなりました」
ーーこれまで撮られた写真の中でお気に入りの写真はどの写真でしょうか?
「いま挑戦中のクラウドファンディングで制作予定の写真集の表紙にもなっているこちらの写真です。コロナ禍の中で偶然撮影した一枚です。令和に年号が変わって一年が経過した後の写真。一年でこんなにも世界が変化するのかとびっくりです」
ーーこれからカメラを始めようとしている人に向けてアドバイスするならなんと声をかけますか?
「カメラでの写真撮影を簡単に始めれる時代だからこそ、やりたいと思った時にすぐにでも始めてほしいです。そしてそれを毎日でも続けてみてください。毎日積み上げるものが自信に繋がります。僕はアカウント開設から毎日Instagramに投稿しています」
キツネツキさんは「神戸が地元でよく神戸の写真も撮っています。阪急三宮駅の西口が再開発されたときにネオ三宮という言葉が生まれたりしました。一時の事でしたが、そうやって地元神戸もサイバーな街であると発信できるような活動ができたらと思っています。
いまクラウドファンディングで写真集を作っていますが、その次は神戸のサイバーな写真を集めた写真集が作れたらと思います。展示なども行いたいので、ぜひ私の名前を覚えてもらえると大変嬉しいです」と話してくれました。
■Instagram→https://www.instagram.com/kitsunetsuki.jp/
■クラウドファンディングページ→https://www.kickstarter.com/projects/kitsunetsukijp/neotokyo-photobook-l8r2020-1