「美術好きな友達たちと川遊びしてたらガチのオフィーリアごっこはじまって最高だった🤣♡」と、ツイートされた写真が話題となりました。
ミレーが描いた名画「オフィーリア」は、湖に浮かぶ悲劇の王妃を描いた作品です。かなりの完成度でその名画を模した写真には、8万件を超えるいいね！がつきました。
「クオリティーが高すぎる！」
「なにも知らない人が発見したらびっくりしそう笑笑」
「オフィーリアごっこってなんだよ笑笑」
「再現度が高すぎるww」
リプ欄にも、あまりの再現度の高さに爆笑する人が続出しました。投稿した梨来（@iridescent2000）さんにお話を聞きました。
ーーこちらの遊びは、どのようにして始まったのでしょうか？
「夏休み中、岐阜県の村にある友達の家に友人2人と泊まりにきていました。その村は山奥にあって川も綺麗で、絵画の中の世界みたいなんです。友人の家の目の前にある川で遊んでいたところ、私がミレーの作品が好きであったため、その川の陰っている場所の色合いや雰囲気がオフィーリアのいた場所のようだと気付き、オフィーリアやりたいと言ったらみんないいねいいねと盛り上がりました！」
ーー完成度を高めるために工夫したところは？
「最初は水着でポージングしていましたが、友達がワンピースを着ようと言って持ってきてくれたり、みんなで周辺の花を摘みに行きました。あとは私が体勢をキープして、友人2人は絵画の画像を見ながら微調整するよう指導してくれました。髪の毛もロングヘアだったので水の中で綺麗に広がるようにしてくれました！」
ーー苦労したところはありますか？
「やはり、みんな川に入りながら作業していたのでどんどんと体温が奪われていき、ぶるぶると震えながら遊んでいました。それほど楽しくて、夢中になっていました！」
ーー過去に他の美術作品のオマージュなどをされたことはありますか？
「普段はこういうことは一切していないので高校生の時、デッサンの練習をしたくて魚の開きで高橋由一の鮭をイメージして描いたことがあるくらいです笑」
ーーほかにも美術作品ごっこするとすれば、どの作品でチャレンジしますか？
「今思いついたのはゴーギャンの「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」とか、エドゥアール・マネの「フォリー＝ベルジェールのバー」とかですかね...？ゴーギャンは上裸なので覚悟が必要ですね笑。でも自然な感じでその時思いついたら即興でやりたいですね！」
梨来さんは「こんな風に拡散されるとは考えてなかったので驚きですが、友達と遊んでいた風景の一部を多くの人に楽しんでもらえてよかったです。いい夏の思い出のひとつです(^^) 」と話してくれました。
