これ何て呼ぶ? 「サビオ」と答えたあなたは北海道民だ! 「リバテープ」→熊本県民 「キズバン」→富山県民

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普段、ちょっとしたキズの手当てに使う絆創膏。そんな絆創膏について全国の10~60代男女2820人に聞いたところ、絆創膏を持ち歩く人が多い都道府県の1位は「栃木県」でした。また、絆創膏の呼び方については、「絆創膏」「バンドエイド」に大きく2分されたものの、九州地方では「リバテープ」、北海道では「サビオ」など地域別での違いが見られたそうです。

ニチバン株式会社が2022年6月に「絆創膏やキズに関する意識調査」と題して実施した調査です。

はじめに、「日頃、何枚くらい絆創膏を持ち歩いていますか」と聞いたところ、「2枚」(20.8%)、「3枚」(12.8%)と続き、全体では51.9%の人が日常的に持ち歩いていることが判明。これを都道府県別でみると、最も絆創膏を持ち歩くのは「栃木県」(65.2%)でした。次いで、同率2位「東京都」「岐阜県」(63.3%)という結果になりました。一方で、持ち歩かない人が多い都道府県は、1位「三重県」(39.3%)、2位「長野県」(40.3%)、3位「秋田県」(41.4%)という結果だったそうです。

次に、「直近半年の間にできたキズ」を聞いたところ、「切りキズ」が最も多く74.4%が経験。これを都道府県別にみると “最も何かしらのキズができた都道府県“の総合1位は「秋田県」(98.3%)でした。一方、最もキズが少なかったのは「熊本県」(83.1%)という結果に。また、様々なキズごとに多い県をランキングしたところ、切りキズでは「青森県」(83.9%)、すりキズは「群馬県」(49.2%)、さしキズは「岩手県」「富山県」(17.5%)、かきキズは「愛知県」(24.1%)、あかぎれは「愛媛県」(31.0%)、さかむけは「長崎県」(38.6%)、靴擦れは「東京都」(32.7%)、やけどは「京都府」(25.9%)がそれぞれ1位だったそうです。

続いて、「絆創膏の呼び方」を地域別でみると、「絆創膏」もしくは「バンドエイド」に大きく2分されるものの、東北地方や北陸地方、中国地方、四国地方は「カットバン」、関西地方は「バンドエイド」、九州地方は「リバテープ」の呼び方が比較的多くなっていたといいます。他方、北海道では「サビオ」が35.0%と全国でみても突出して高く、熊本県は「リバテープ」が70.0%、富山県は「キズバン」が50.0%を占めており、各メーカーの創業地などの関係から多く流通していたエリアでは、商品名が「絆創膏」の代名詞として呼ばれるようになったことが考えられるといいます。

最後に、「絆創膏に対する不満」を聞いたところ、「水に弱い」(55%)、「すぐにはがれてしまう」(46.5%)、「貼ったところが白くふやける」(42.2%)といった回答が上位に並んだそうです。

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