柴犬「お散歩だるいワン…」抱っこ→ゴロン→抱っこ→ゴロン…どうにか散歩させる飼い主に共感と励ましの声「それは何の訓練?」

はやかわ かな はやかわ かな

「毎日散歩中に何回もこんな状態になる犬娘をなだめて、どうにかこうにか散歩させてる私は頑張り屋さんやなって思う…」というつぶやきと共に、柴犬タップ(@tapzou1115)さんがTwitterに投稿した写真が話題です。そこに写っていたのは、散歩の途中、飼い主さんの両足の間でだだっ子のようにコロ~ンとヘソ天で寝そべる柴犬の姿!

「おもちゃ売り場でひっくり返ってる子供みたいw」「散歩がいやなわんこ様もいるんですね」と、爆笑と驚きのリプライが殺到した「可愛いストライキ」を起こす柴犬を、どうにかお散歩させようと頑張る飼い主さんにお話を聞きました。

「先程から繰り返されてるそれは何の訓練?」

「昔、母が散歩に行って、犬をおぶって帰ってきたことがよくあったのを思い出しました」「うちの子も同じ様な状況なのですが、先日とうとう『先程から繰り返されてるそれは何の訓練なのですか?』と真顔で聞かれました」と、犬飼いさんたちから共感のリプライも寄せられたのは、5歳になる柴犬の女の子、タップちゃん。動物病院が苦手なワンちゃんも多い中、動物病院が大好きで、診察待ちの車中でリラックスし過ぎて爆睡するヘソ天寝姿でも話題になりました。

「柴犬」の個性と特性

「柴犬」は全犬種の中でもっとも「オオカミ」に近い遺伝子を持つと言われています。そのため、繊細で我慢強く、無理に苦手なことを続けると強いストレスがかかり、いわゆる問題行動に繋がることもあるそうです。また、猟犬としても優秀な「柴犬」は集中力よりも判断力に優れており、長時間のお散歩やトレーニングに飽きてしまうため「拒否柴」を発動するのでは…という説もあります。

飼い主さんにとって「娘」のように大切な存在であるタップちゃん。そんなタップちゃんのために、あの手この手で朝晩の「お散歩」を楽しませようと奮闘する飼い主さんにお話を伺いました。

「ひっくり返る→抱っこ→ひっくり返る→抱っこ」

ーー可愛過ぎる「拒否柴」ですね。タップちゃんはどういうタイミングでこの状態になることが多いのでしょうか?

「散歩に行きたくない!と、だだをこねてる時でしょうか。あと、抱っこして!と甘える時もよくやります。この写真を撮った時も、まだ家から出発してすぐの場所だったので、家に帰りたかったんだと思います」

ーー「拒否柴」発動時はいつもどんな対処を…?

「拒否柴は散歩の帰り道では発動せず、行きの場合のみ発動するのですが、抱っこでしか許してもらえません…。ただ、ちょっと抱っこすると納得してくれるので、ひっくり返る→抱っこ→ひっくり返る→抱っこの繰り返しです」

ーーお疲れさまです…(笑)。実はタップちゃんは「お散歩」より「家でゴロゴロする」のが好きなのだとか。ちなみに撮影日の「拒否柴」は「暑さ」も理由だったのでしょうか?

「暑い時も寒い時も散歩の時はいつもこんな感じなので、気温はあまり関係ないみたいです。散歩が嫌い…と言うよりも、興味がないっていう感じです。ただ、タップは歩くこと自体にはそんなに興味がないのですが、ニオイ嗅ぎはかなり入念なので、飼い主はなるべく付き合うようにしています。途中でオヤツ休憩を何度か入れたり、タップのペースに合わせるように心がけてます」

◇ ◇

「よく『散歩の行き先は飼い主が決めて主従関係を…』とか何とか、見たり聞いたりしますが、ウチは見ての通りで歩いてくれるだけで御の字なので、行きたいところに行かせてあげてます」と、ツイートしていた飼い主さん。人間にもインドア派とアウトドア派があるように、犬にもそれぞれのペースや好みがあります。

「皆勤賞、努力賞、優秀賞」という称賛のリプライも寄せられていたように、毎日の犬のお散歩は飼い主さんたちの努力と愛情の賜物!犬も飼い主さんも、それぞれのペースとやり方で楽しく「お散歩」出来るのがいちばんですね。

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