カワウソとのハイタッチが可愛すぎると話題に 「なんですか、この行動は」「いくら積めば出来るんだ!?」

二木 繁美 二木 繁美

手をクイクイと動かして、やる気満々のコツメカワウソとハイタッチする動画を静岡県の下田市観光協会(@shimoda_kanko)がTwitterで公開。「これはかわいすぎる(≧▽≦) 詳しくは下田海中水族館へ!」と書いてあります。そこで、「下田海中水族館」(静岡県下田市)(@aquariumshimoda)の飼育担当者にお話をうかがいました。

すごいスピードで手をクイクイとチョウダイポーズをするコツメカワウソ。飼育担当者が「そのまま手を広げるとハイタッチします。手を下げると前足のやわらかい肉球触れるのでぜひどうぞ」と動画で説明。その言葉通り、ゆっくりとハイタッチを繰り返してくれたコツメカワウソ、動画の最後にはチラッとエサの魚を見ています。

そんな動画に「おテテ~💕肉球~😍」「メシメシメシメシメシ... パッ」「一日仕事頑張って帰って来てこれ見たら疲れ飛んだよな普通に」「いくら積めば出来るんだ!?これは行かなきゃならない…」「なんですか>< このかわいいい行動は!!お魚ほしくて?」というコメントが付き、可愛さにキュンとする人が続出しました。

カワウソとハイタッチ!

動画で見事なハイタッチを見せているのは、コツメカワウソのワサビくん(オス・8歳)。2018年に愛媛県のおさかな館から来館。同館では兄弟のマメタくんと2頭のコツメカワウソを飼育しています。

動画のハイタッチは「2022年7月16日から新たに始まった『カワウソのフィーディング』という催しものの一部です」と、飼育担当者。こちらでは、お客さんとカワウソがハイタッチできるのだとか。詳しく内容を聞いてみました。

ーーなぜ手を広げるとハイタッチしてくれるのでしょう。

犬に教える「お手」と同じ原理です。カワウソの前あしを少し触ってエサを与えるようにし、徐々にカワウソが自ら前あしを上げるようにしていきます。『ちょうだい』については、教えなくても行っていたため、その行動をしている時にエサを与え、飼育員からのサインでハイタッチとつなげて行うようにしました。

ーーこれができるのは、ワサビくんだけですか?

ワサビの兄弟である、マメタもできます。コツメカワウソはそもそも群れで生活する動物で、上下関係があります。人間との間に上下関係ができ、サインを理解するようになれば、動画のように誰でもできてしまうのです。

ーー肉球を触られても嫌がりませんか?

トレーニングしていますのでいつもは嫌がりませんが、急に触ったりすると嫌がります。

ーーワサビくんはどんな性格ですか?

人見知りですが、物静かで冷静です。ただしエサには目がなく、おなかがすいたスイッチが入るとよく鳴きます。

3月に開館55周年を迎えた下田海中水族館。自然の入り江を利用していて、アシカの水中ショーや、頭上をイルカが飛び越える「アメージングシート」など、「世界でもココだけ!」という見どころも多いのだとか。ぜひ、ワサビくんとマメタくんに会いに訪れてみてくださいね。フィーディング体験は毎日11時半から、1回1500円(4組・各組最大2名まで、小学生5年以上・状況によって変更の可能性あり)。ほかにもコツメカワウソと記念撮影や餌やり体験もできます。

「下田海中水族館」
住所:静岡県下田市3-22-31
電話:0558-22-3567
公式ホームページ:https://shimoda-aquarium.com
公式Twitter(@aquariumshimoda):https://twitter.com/aquariumshimoda

下田市観光協会:https://twitter.com/shimoda_kanko/

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