毛布の端から黒い小さな両手が「ふみふみ」する動画に続く反響…今はどうしてる?飼い主さんに聞いた

山本 明 山本 明

 「毎日ありがとね」という文言と共にtwitterに投稿された、あたたかそうな毛布の端からにゅっ、と飛び出た黒猫さんの細い両前足が「ふみふみ」する動画に大きな反響がありました。今も反響は続いているそうで、うにちゃんの日課であった「ふみふみ」は現在どうなっているのか、飼い主さんの「うおおお」(@UOOO_uni_oishi)さんにお聞きしました。

 黒猫さんのお名まえは「うに」ちゃんといい、昨年4月くらいに生まれた保護猫さんです。同年翌月、縁あって、うおおおさんのお家にお迎えし、現在は1歳になる男の子です。

 一心に「ふみふみ」をする様子は、なぜか切なくなるようないじらしさで、投稿当時、世界中からあらゆる言語で動画への反響のコメントが舞い込みました。あれから半年近く経ち、季節は夏の今、うにちゃんのかつてのルーティンであった「ふみふみ」は続いているのでしょうか…?

夏用の布団では、ふみふみはしなくなってしまいました…

――1歳になって、うにちゃんの性格などに変化はありましたか?

 1歳になりましたがまだまだ甘えん坊で、おもちゃをじ~っと見上げたり、くわえてきて放って「遊べ」アピールをしたり、2階への行き来について回ったりしています。大人になった分、してはいけない事がわかって、食卓に上ったり人の食ベ物にグイグイ来るようなことはほぼなくなりました。

――今年の2月に動画を投稿した時のことを教えてください。

 この動画を撮影した時は夜で、寝る前に布団を敷いている最中にサッと乗られてしまったので「はいはい」と毛布をかけて完了したら、早速、中でふみふみを始めていました。早く布団に入りたいけど、どいてもらうのも忍びないので、うにちゃんが満足するまで観察してました。ゴロゴロ言いながら一所懸命ぐーぱーしているのが本当に可愛くて、いつもありがとね~ありがとね~とお礼を言いながら撫でていました。

――投稿から半年近く経った今、動画への反響はいかがですか。

 時々反応があるのですが、最近もまたちょこちょこRTで見ていただいたようで嬉しいです。

――あらゆる言語で、うにちゃんの「ふみふみ」へのコメントが届きましたね。

 日本だと(猫ちゃんの「ふみふみ」は)よくパン職人やうどん職人と呼ばれていますが、海外の方の「ビスケットを作ってるわ」というようなコメントを見て、万国共通なんだなあ!と楽しくなりました。ピザ職人という説もあるようです。

今はお布団の中に入ってきてゴソゴソしています

――夏の今も、うにちゃんは夜寝る前や朝に「ふみふみ」を?

 ぎりぎりまでこの布団を使っていたものの、さすがに暑くなってきて夏用の布団に変えたんですが、ふみふみはしなくなってしまいました…。でもドシンと上に乗っかってぐるぐるポジション探しをしたり、今まで布団の中に入ってこない子だったのに潜ってきてゴソゴソしてみたりと、また違う動きを見せてくれています。

◇ ◇

 うにちゃんと暮らして、1年以上が過ぎた現在の生活について「試行錯誤だった去年の今頃と比べてもうすっかり家族として安心して暮らしてくれているなあ、と思えるようになりました。自分が何かしていると必ず側で観察したがったり、別の部屋から戻ってきた時にニャーン?と声をかけてきたり、とりあえず飼い主を踏んでいったり側にいたがったりと、何をしていてもこの可愛い存在が幸せをくれているな~と感じています」という、うおおおさん。

 さらに「生活の変化はこの先色々あるかもしれないですが、この子だけは暮らしに不自由をさせないぞ…という気持ちでいます」(うおおおさん)と語る今の心境から、うにちゃんのことを心から大切に思う気持ちが伝わってきます。うにちゃんと過ごすかけがえのない日々を、ぜひこれからも私たちに見せてくださいね。

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