子どもにイライラ!怒りすぎてしまった! 次こそ「優しいママ」でいるために…「愛おしさを思い出す」方法を聞いた

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子どもは常に愛おしい存在、いつも笑顔で穏やかに接さないと…なんていうのは理想論。ほとんど毎日「なにやってんのぉー!」「早くしなさい!」などと声を荒げてしまうのが現実です。子どもは「突拍子もないことをする・予想外のことをする・基本言うことを聞かない」生き物だと思えば、腹も立たない―と聞いたことがありますが、分かっていてもそうはいかないもの。子どもにイライラしたときや、猛烈に怒ってしまった時に、気持ちをどう落ち着かせるか…保護者たちが実践している対処法を聞いてみました!

【対処法1】小さい写真立てを会社のデスクに

▽Oさん〔子ども5歳、3歳〕

欧米みたいに会社のデスクに家族の写真を飾るのは性に合わないなぁと思っていたのですが、友人から、出産祝いに5㎝四方ほどの小さいシンプルなミニ写真立てをもらったんです。

常に見えるように置いておくと気が散ってしまいそうなので(笑)、パソコンの後ろに忍ばせています。

朝から子どもに「早くしなさい!」ばかり言ってイライラしてしまった日、昼休みなどにパソコンの後ろから取り出して眺めると、優しい気持ちで保育園のお迎えに行けるんです。

【対処法2】 立ち会い出産のときの動画で“反省”

▽Sさん〔子ども7歳〕

子どもに厳しく言い過ぎてしまったり、思わずお尻を叩いてしまって罪悪感に押しつぶされそうになったとき、主人が出産に立ち会って撮影してくれた動画を観ます。

「産まれてきてくれたときは、もうそれだけで嬉しかった」という気持ちが思い出され、なんで必要以上に怒ってしまったんだろうと反省しつつ、心がほぐれていくんです。その動画を観てから数日は、子どもが何かやらかしても、割と穏やかに接することができますね。でも、また怒っちゃうんですけどねー(笑)。スマホに動画を入れているのですが、電車のなかで見ると涙を止めるのに必死です。

【対処法3】 プリント類を見ると、子どもの頑張りが伝わってくる

▽Tさん〔子ども12歳、9歳、2歳〕

仕事・子育てのイライラが重なって子どもに無愛想に接してしまった日や、子どもが反抗してきて腹が立ったときなどに、子どもの宿題やテストなどのプリント類、日記などを眺めます。

子どものつたないながら一生懸命書いた字を見ると、「子どもってこんなこと考えてるんだ」「こんな難しいこと勉強してるんだ」と、普段は見ることのできない学校での子どもの姿が想像できます。「子どもも学校で相当頑張ってるんだなー。イライラしすぎちゃったな」と、反省するとともに、とても励まされるんです。それが私のイライラ防止と栄養剤になっている気がします。

【対処法4】感動できるDVD集を観て涙する

▽Kさん〔子ども11歳〕

最近反抗期なのか思春期なのか、ちょっと何か言うと「うるさいなぁ、分かってるよ」と口ごたえ。それも成長だと分かっているのですが、うわあ! 可愛くない! とイライラムカムカ…。

このまま子どもを可愛くないと思い続けてはイカンと思い、DVD集と言うほど立派なモノではありませんが、何度観ても感動する動画を集めたDVDを2本ほど作りました。

保育園のミニ劇、卒園式、そして小学校の運動会や学芸会など。

どうにも腹が立ったときなどの夜中にこっそり1人で鑑賞。「あー、やっぱり可愛いわぁ」と思い直して、翌日からまた「うるさいなぁ」と言われながらも話しかけてます(笑)。軽い親ばか!?

いつもにこやかに接するなんてできないけれど

いかがでしたか。お昼のちょっとした空き時間、あるいは子どもが寝た後にちょっとやってみるだけでもイライラが抑えられ、優しい気持ちになれるかもしれません。

忙しい毎日、いつもにこやかに子どもに接するなんてなかなかできないこと。でも、怒りすぎちゃったりすると、やはり後悔や罪悪感にかられてしまいますよね。次の日こそ優しいママでいるために、もう一度子どもの愛おしさを思い出してみるのも大切な方法だと思います。

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