27日、関東甲信地方、東海地方、九州南部が平年より早く梅雨明けしました。これから先も危険な暑さが続く見込みとのことですが、暑いのは人間たちだけではありません。「暑いかなと思ってクーラー付けたら家族集合してた」とツイートしたのは、きじとら３姉妹の毎日めろん・すいか・ももさん（@meronmomosuika）。そこに写っていたのは、家族写真のような4匹の猫たちでした。
勢揃いした猫さんたちに、
「ネコちゃんも暑いのは嫌だよネ。毛皮着て居るんだもんね着替え出来ない」
「おお、国の節電対策『家族は一ヶ所でエアコンを』のお手本だ」
「なんて可愛いキジトラさんたち。可愛い×4のおすそ分けありがとうございます」
「幸せが4倍でしょうね〜、可愛い」
「ご家族なら、どれがどの子かすぐ分かるんだろうなあ」
というリプライが寄せられ、リプ欄は大いに賑わいました。
飼い主さんに、4匹の猫たちの話を聞きました。
ーー猫たちは、心地いい場所が分かっているのでしょうか。
「ここはクーラーの真横で、直接風が当たるわけではないのですが、涼しいのだと思います」
ーーこうして一緒にいることが多いのでしょうか。
「右端が母猫、左の3匹が子猫なのですが、子猫たちは一緒にいることが多いです。母猫は、生後10ヶ月になった子猫達にまだ授乳をしたり、喧嘩をしていたら止めたり、いつも子猫達を見守っています」
ーーみんな保護猫なんですか？
「母猫が自宅近くの駐車場にいるところをよく見かけました。うちには先住猫がいたのですが、お腹がふっくらしてきて、妊婦だと分かったので保護しました。2日後、思いのほか早く、自宅で子猫たちが生まれました」
ーーそうだったのですね。左端の子から名前を教えてください。
「左からメロン、スイカ、モモ、かすみ(母猫)で、他の部屋にみかんというメスのサビ三毛の5歳の先住猫がいます」
ーーみんなそっくりですが、見分けはつきますか。
「左端のメロンは全体的に黒でしっぽが長く、体も足も細くて長くスタイルが良いです。スイカは1番小さく、しっぽが短くてまだ声も子猫の声です。体の色は全体的にみんなより薄く白っぽいです。生まれた時から1番小さい子でした。モモは1番お母さんに似ていて、サビ三毛模様が少しあり、全体的に茶色でしっぽが長く、口の半分が白で半分が黒です。顔だけでも、体だけでも、写真をアップにしたパーツだけでもどの子か分かります」
ーー先住猫もみかんちゃん、子猫たちも果物シリーズのお名前ですが、意味はあるのでしょうか。
「先住猫のミカンはゴミ捨て場でみかんの皮の横にいて、たまたま私の名前(みか)と似ていたので、みかんと名付けました。次に迎える子は娘の名前(すずか)と似ている名前を付けたくて、スイカと決めていました。モモは赤ちゃんのころからサビ猫の模様で、女の子だと思い、女の子らしい夏のフルーツの桃にしました。メロンは娘の大好きな夏のフルーツだったので、(夏生まれのため)メロンと付けましたが、後に鳴き声がメロンーと鳴くようになり、鳴き声だけでも5匹聞き分けがつくようになりました」
◇ ◇
性格もそれぞれ違うそうですが、鳴き声だけでどの子か見分けがつくなんて、飼い主さんならではですね。
