また、「フーディストサービスが注目する2022年下半期料理関連トピックス」としては、以下のようなものが挙げられたそうです。
【日本人の主食!米食の見直し】
ウクライナ情勢の悪化や原産地の不作によりここ最近、食品の価格高騰が続いています。なかでも日本は小麦の需要の8割を輸入に頼っており、食品自給率の低さが再認識されました。そこで改めて見直されているのが「米」。特に粉末状の米粉は小麦粉の代わりにパスタやパン、お菓子作りに代用ができます。フーディストからも「米粉を使った様々な商品やレシピが出てきそう」「グルテンフリーなので身体にも嬉しい」などの声が挙がっていたそうです。
【第二のマリトッツオ?ヨーロッパの郷土菓子】
昨年、大ブームとなったイタリア生まれの「マリトッツォ」。それに続けとばかりにイタリアやフランスの郷土菓子に注目が集まっています。カリッとした生地にリコッタチーズを詰めた「カンノーロ(カンノーリ)」やリコッタチーズが入ったクリームにナッツやフルーツを入れて冷やし固めた「カッサータ」、ブリオッシュ生地にクリームがサンドされた「トロペジェンヌ」など、見た目もかわいくおしゃれなスイーツにフーディストも夢中のようです。
【まだまだ熱い!アジアングルメ】
TikTokやTwitterなどSNSでバズる料理ネタとして欠かせない存在となってきている韓国や台湾料理。コロナ禍でなかなか旅行に行けない中、地元のカフェや屋台から誕生する料理やスイーツが高い人気となっています。
フーディストからは「ルベンクッキー(ボリューミーな韓国のクッキー)」や「クァベギ(ねじり揚げドーナツ)」「豆花(トウファ・固めた豆乳にシロップをかけたスイーツ)」「鹹豆漿(シェントウジャン・ネギやラー油をかけた豆乳スープ)」などを推す声が挙がっていたそうです。
【すき間を狙う!ニッチ系の調理家電】
おうち時間が増えたことでここ数年、調理家電の売り上げは好調に伸びています。湯せんではなく電熱でレトルト食品を温める「レトルト亭」はクラウドファンディングのMakuakeで販売され話題となった商品で、防災時にも活躍しそうです。
「糖質カット炊飯器 LOCABO」は通常より糖質を45%カットできる炊飯器で、機能性とコンパクトな形状で購入を促しヒットしました。すき間を狙った個性的な商品や2台目の買い増しを喚起させる商品に注目です。