「今日の犬もかわいいね～。ホラーゲームの犬みたい～」というつぶやきと共に、みのかささん（@inekaratukutta）がツイッターに投稿した写真が話題です。そこに写っていたのは、みのかささんの愛犬、麦ちゃんが、まさに「ホラーゲーム」に登場する犬みたいな凄まじい形相になった姿！いったい麦ちゃんに何が起きたのか？！飼い主のみのかささんにお話を聞きました。
『バイオハザード』にいたな
「バイオハザードにいたなそんな犬」「WANKO HAZARD」「暗い廊下で窓わって襲ってくるたいぷのやつ～」と、愉快なリプライが殺到したのは、イングリッシュセッターの麦ちゃん。３歳になる、もと保護犬の女の子です。実は普段の麦ちゃんは、猟犬の血をひく抜群のスタイルと、絹糸のような美しい被毛を誇る美女わんこ。
セッター特有の抜群の運動能力を誇る麦ちゃんは、とにかくお口周りの肉が柔らかく、激しく動くと口の周りがびろーーんと広がり、モンスター風の顔になるそうです。おかげでこれまでにも、作画崩壊したみたいな顔になったり、映画『バイオハザード』に出てたみたいな姿でも話題になりました。そんな麦ちゃんの飼い主、みのかささんにお話を伺いました。
お散歩が獲物探しの本番
ーーこの日も麦ちゃんは元気いっぱいだったのですね！麦ちゃんはこのとき何に夢中になっていたのですか？
「走ることに夢中でした。力いっぱいスタートダッシュをキメるとよくこんな顔になります」
ーーとくに麦ちゃんのテンションが上がるのはどんなとき…？
「庭に放たれた瞬間がいちばんテンションが上がっています。やっぱりお外が大好きですね」
ーー麦ちゃんは毎日どれぐらいお庭で遊んでいるのですか？
「３０分～１時間くらいですね」
ーーお庭でエキサイトしている分、お散歩はクールに…？
「お庭でエキサイトして、お散歩でもエキサイトしています。なにせお散歩が獲物探しの本番なので（笑）。お庭遊びはウォーミングアップです」
ーー麦ちゃんがハッスルしているとき、麦ちゃんと同じくもと保護犬の男の子、イングリッシュセッターのモネくんはどんな様子なのでしょうか？
「触らぬ神に祟りなし、とばかりに遠巻きに見ています。賢いです。私も遠巻きにしています（笑）。麦ちゃんとモネくんは一緒に外で遊んだり、散歩をしている内にだんだん仲良くなってきました。これもひとえに、モネくんの包容力のおかげだと思います」
◇ ◇
運動能力に優れ、つねにテンションが高くて楽しいことが大好きな麦ちゃん。譲渡会でみのかささんと出会ったときの麦ちゃんは、今よりもずっと痩せていたそうです。
「当時はガリガリでしたが、ガリガリでも元気に走り回っていました。こんな元気な子と暮らしたら楽しいだろうなと思い、譲渡希望を出しました」（みのかささん）
その後、「イングリッシュセッターの麦ちゃんがいるご家庭なら…」という保護団体からの提案が縁となり、今年の始め、麦ちゃんと同じイングリッシュセッターのもと保護犬、モネくんがやって来ました。
「モネくんは現在、推定６歳なのですが、股関節が悪いせいかあまり激しい動きはしないので、常にジャニーズのような顔をしています（笑）。セッターは走る姿がとても綺麗なのですが、麦ちゃんはなぜか走ると変な顔をしていることが多いんです。もしかすると、若いイングリッシュセッターはすごい顔をしがちなのかもしれません…」（みのかささん）
猟犬の血を引く優れた運動能力や、個性を尊重してもらえるご家族と出会えた、麦ちゃんとモネくん。これからも２匹の愉快な様子を楽しみにしています！
■麦ちゃんとモネくんの写真満載のInstagram「mugi_the_setter」
