「今日のうちの犬、作画崩壊がひどすぎるんだけど」とつぶやき、１枚の写真をツイッターに投稿した、みのかささん（@inekaratukutta）。そこに写っていたのは、しなやかな身体と毛並みが美しい…はずの白い犬さんが、エキサイトし過ぎて作画崩壊したみたいになった驚きの姿！
「こ、これコラだよね…」「なにがあったらこうなるの笑」と、作画崩壊したアニメみたいになった犬さんの姿に爆笑する声がリプ欄に殺到しました。
「海外の安い作画会社に下請け出しただろ？」
「描いた画伯ははい◯しょうこか小林◯うか」
「DVDになれば修正される案件」
「右目がマンガみたいに飛び出てませんかw」と、すごいことになった顔面に驚く声も寄せられていたのは、以前、「たぶんうちの犬、バイオハザードに出てたと思う」というつぶやきと共に、ハリウッド映画に登場するモンスターみたいな姿で話題になったもと保護犬、麦ちゃん。推定年齢２歳半になるイングリッシュ・セッターの女の子です。
実は麦ちゃんは、絹糸のような真っ白な毛並みとすらりとしたスタイルを誇る、美しい乙女わんこ。ただ、猟犬の血が騒ぐのかテンションはつねに高め。運動能力も非常に高く、毎日元気いっぱいに飛んだり走ったりしています。
それにしても、美しいはずの麦ちゃんはなぜ、作画崩壊したような姿になっていたのか？飼い主のみのかささんにお話を伺いました。
ーー「作画崩壊」した麦ちゃんの姿、普段の美しさとのギャップにも笑ってしまいました（笑）。
「麦ちゃんは気分が上がると、庭の木の根元を掘り始めるのですが、これはちょうど、穴掘りをしてエキサイトしているところです」
ーーやはりいちばん興奮するのは穴掘り？
「他のわんちゃんもそうだと思うのですが、散歩の前にテンションが爆上がりします。暴走機関車のように走り回って、首輪を構えると飛び込んできます。あとは、新しいおもちゃをもらったときもテンションうなぎ登りです。ずーっと遊んでくれるので、おもちゃを買った甲斐があるなと毎回思います」
ーー麦ちゃんは、走ったり飛んだりするとお口がビロ〜ンとなるのですね。
「犬種的に上唇が垂れているのもあって、麦ちゃんはぷるぷるのフレキシブルな唇をしています。走る時も上下に顔を振りながら走るので、唇がめくれたり、面白いことになります（笑）」
ーー今回の「作画崩壊」の写真では、右目も心配になるほどの崩壊ぶりですね（笑）。
「なんでこんな顔になっちゃうんでしょうね～。不思議です（笑）。今回の写真を見返したときは、『クレイジーなピエロがまぎれとる』とひとしきり笑いました」
ーー麦ちゃんのチャームポイントはやはり、柔らかくてフレキシブルな唇？
「…と言いたいところなのですが、尻尾がチャームポイントだと思っています。いつもご機嫌に揺れていて、フリンジをなびかせる様はかっこいいです。あと、当たると痛いです（笑）」
◇ ◇
今からちょうど２年前、譲渡会で出会った当時の麦ちゃんは、ガリガリにやせていたそうです。それでも元気いっぱいに走り回り、他のわんちゃんたちとはしゃぐ姿を見て、「こんな元気な子と暮らしたら楽しいだろうなと思いました」と、みのかささん。
すっかり身体も大きくなり、毎日その高い身体能力を伸び伸びと披露している麦ちゃん。そんな麦ちゃんの愉快な姿を、見事なシャッターチャンスと抜群のセンスで切り取り、たくさんのフォロワーさんを楽しませている、みのかささん。今や麦ちゃんは「よき相棒」なのだそうです。
「家に来たときから人懐こくて元気だったのですが、最近はいい意味で遠慮がなくなったように感じます。以前はこちらの様子を伺って、麦なりに遠慮もしていたようですが、きちんと要求を伝えてくれるようになりました。また、ソファにも勝手に登るようになりました（笑）。家に馴染んでくれてよかったなと思います」（みのかささん）
毎日ご機嫌に、ハイテンションで飛んだり走ったりしている麦ちゃん。これからもみのかささんとの最高のコンビネーションで、クスッと笑える楽しい姿をたくさん見せてくださいね！
■麦ちゃんのInstagram『mugi_the_setter』
