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社会人2年生のお金事情…社会人1年目の貯蓄額は「平均62万円」 30歳時点での目標貯蓄額は「平均847万円」

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社会人生活も2年目になると、お金の管理や貯金についての意識に変化が出てくる人もいるのではないでしょうか。20~29歳の社会人2年生の男女500人に聞いたところ、社会人2年生が社会人1年目に貯蓄した金額は「平均62万円」で、昨年調査から4万円増加しました。また、30歳時点の目標年収額は「平均847万円」で、昨年調査から107万円増加したそうです。

ソニー生命保険株式会社が2022年3月に実施した「社会人1年目と2年目の意識調査」で、今回が9回目の調査だそうです。

社会人2年生に、「社会人1年目の生活でかかった金額」について、目的や用途ごとに聞いたところ、全体の平均では「身だしなみ(スーツ・化粧品など)」に3万5747円、「自己投資(セミナー参加、書籍購入など)」に1万9355円、「プライベートな付き合い・交際」に17万68円、「実家に入れた金額」では12万4118円という結果になりました。

これを男女別にみると、かかった金額の平均は「プライベートな付き合い・交際」は男性が17万6752円、女性が16万3384円と、男性のほうが1万3368円高くなったそうです。

昨年の調査結果と比較すると、「身だしなみ(スーツ・化粧品など)」は、2021年の3万8423円が2022年では3万5747円と2676円減少。これは、テレワークの推進や外出自粛によってスーツや化粧品などの利用機会が減り、出費が抑えられたと考えられるといいます。

他方、「自己投資(セミナー参加、書籍購入など)」は、2021年の1万6757円から2022年では1万9355円と2598円の増加、「プライベートな付き合い・交際」は、2021年の16万342円から2022年では17万68円と9726円の増加となりました。自粛生活の反動で、「リベンジ消費」として自己投資やプライベートな付き合いに対する出費を増やしたケースが伺えたそうです。また、「実家に入れた金額」は、2021年の12万7394円から2022年では12万4118円と3276円減少したそうです。

次に、「社会人1年目の生活で貯蓄した金額」を聞いたところ、「50万円~100万円未満」(30.2%)、「10万円~20万円未満」(16.6%)、「100万円以上」(13.6%)といった回答が続き、平均は62万円となりました。これを昨年の調査結果と比較すると、貯蓄した金額の平均は、2021年の58万円から2022年では62万円と4万円増加したそうです。

また、「30歳時点の目標貯蓄額」については、「1000万円~2000万円未満」(24.4%)、「500万円~600万円未満」(17.6%)に回答が集まり、平均は847万円となりました。昨年の調査結果と比較すると、目標貯蓄額の平均は、2021年の740万円から2022年では847万円と、107万円の増加となりました。長引くコロナ禍による経済的不安や雇用環境に対する不安、年金等の社会保障に対する不安から、将来の生活に備えたいと考える人が増えたことが伺えたといいます。

続いて、「30歳時点の目標年収」を聞いたところ、「500万円~600万円未満」(22.6%)、「400万円~500万円未満」(20.8%)、「300万円~400万円未満」(20.2%)といった回答が並び、平均は525万円となりました。

これを男女別にみると、「300万円~400万円未満」(男性15.6%/女性24.8%)では女性のほうが、また「1000万円以上」(男性13.6%/女性6.0%)では男性のほうが高くなり、目標年収の平均は男性572万円、女性477万円となったそうです。

また、昨年の調査結果と比較すると、目標年収の平均は、男性では2021年の558万円から2022年では572万円と、14万円増加した一方で、女性では2021年の498万円から2022年では477万円と21万円減少したそうです。

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