きょう(27日)の午後は、西日本に黄砂が飛来する予想です。空気も乾燥し、花粉も大量飛散となるため、「黄砂」+「乾燥」+「花粉」のトリプルパンチ。洗濯物など、よく払ってから取り込みましょう。
西日本 黄砂に注意
きょう(27日)の午後~あす(28日)未明にかけて、西日本に黄砂が飛来する予想です。濃い濃度ではありませんが、洗濯物などよく払ってから取り込みましょう。
また、西日本では花粉も大量飛散となっています。九州などでは、スギだけでなく、ヒノキ花粉も非常に多くなっています。空気も乾燥するため、「黄砂」+「乾燥」+「花粉」のトリプルパンチとなりますので、外から帰った時には、玄関を入る前に、洋服や髪の毛についた花粉や黄砂を、しっかりと払い落としましょう。
黄砂とは?
「黄砂」は、砂漠などの乾燥・半乾燥地域で、風によって上空数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って飛来し、大気中に浮遊・降下する現象です。
過去30年の平均では、黄砂は主に3~5月に飛んでくる傾向にあります。月別の平均値をみると、3月に4.4日、4月には6.2日飛んできており、ほぼ週1のペースで黄砂が飛んできていることになります。
夏季にはほとんど飛来してきませんが、その理由は黄砂飛来源となる乾燥地域の雨量が多くなることや、冬季と比べると日本付近の偏西風が弱くなるため、と考えられています。
黄砂の大きさは?
黄砂粒子の大きさは直径4~5μmくらいのものが大部分を占めます。この時期多くなる花粉の粒子と比べてみても、かなり小さいですが、PM2.5粒子と比べるとやや大きめといえます。ただ、黄砂粒子の中には直径が2.5μm以下になるものもありますので、黄砂が飛来すると、同時にPM2.5濃度が高くなることもあります。