小学生のなりたい職業に時代が見える 女芸人も頑張ってます

ハイヒール・リンゴのつぶやき

ハイヒール・リンゴ ハイヒール・リンゴ

 毎年、第一生命が実施している「『大人になったらなりたいもの』アンケート」の結果が発表されました。小学生男子の1位が、2年続けて「会社員」というのに意外な印象を受けました。その理由も「収入が高い」ではなく、「働きやすそう」が上位に。リモートワークが根付き、お父さん、お母さんの働く様子も見ているのでしょう。

 最近では週休3日の会社もありますし、時差出勤も。田舎暮らしをしていて、2カ月に1回出勤というところや新幹線で通勤可なんてところも。ただ私達世代には会社員が上位に上がってくる事が今風というか。

 小学生女子は1位がパティシエで、2位が看護師。医師も5位に入りました。看護師はいつも上位に上がるようですが、やはりコロナの影響から医療の現場でその働く姿を見る機会が増えているのだと思います。

 女子でも4位にランクインの会社員ですが、その内容を見ると科学技術・ものづくりをしたいという児童が多い。これもコロナ禍で、薬やワクチンを作る会社で働きたいと、かなり具体的にイメージしているよう。

 20年ぐらい前にさかのぼってみると、男の子の1位がスポーツ選手、2位が警察官、3位が職人。職人というのは、今年の調査結果の会社員で希望する「ものづくり」に共通しています。女の子は1位がパン屋・ケーキ屋で、2位が花屋。3位が看護師。看護師の上位は変わりませんが、パン屋・ケーキ屋はパティシエという名前に姿を変えたのも今風(笑)。

 大きくなると、できるできない、向き不向きなども出てくるでしょうが、小学生は夢いっぱい。本当に時代を反映しているなあと思います。私の世代では、女子の上位はスチュワーデスやデザイナーーだった事を考えると、今後もなりたい職業は変わっていくのでしょう。

 ここ30年で、我々芸人のイメージもずい分様変わりしました。最近は芸人が「カッコいい」とか、「モテる」とか「儲かる」仕事になったようで男の若手芸人が爆発的に増えました。ただ、いつも言うのですが、女芸人だけは変わらないというかランクが上がらない。もっと評価されてもいいのにと思うのですが。女芸人も頑張っています。

 そんな若手女芸人が盛り上がるイベント「女芸人大祭り 2022 百花繚乱 SP」が、3月24日に難波の道頓堀 ZAZA HOUSEで行われます。キラキラしている若手女芸人を、ぜひ見に来て下さいね。

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