動物病院の先生が大好き過ぎるワンコがInstagramで話題です。
病院の出入口前で尻尾をくるくる回しながら先生を待っているのは柴犬の拓くん。中の様子をじっと伺っています。するとドア越しにスタッフさんが登場。その途端、拓くんの耳はヒコーキに!尻尾の回転速度もギューンと上がり、前足で地団太を踏みながら全身で喜びを表現します。
「拓~!」という優しい呼びかけと共に扉が開くと、嬉しさのあまり思わず立ち上がってしまう拓くん。
この微笑ましい光景に、コメント欄には、
「かわいー♡先生好きって言葉が聞こえてきそうです」
「先生うれしいよね♪なかなか好かれない職業だもの」
「病院っていうだけで逃げてっちゃうワンちゃん多いのにめっちゃ喜んでる」
「先生をお外から探すまっすぐな眼差しから優しいお医者様なんだろうなと伝わってきました」
といった声が寄せられ、4.1万件の「いいね」が集まりました。
ワンコにとって病院は、痛かったり怖かったりする苦手な場所のことが多いのに、どうして拓くんはこんなに先生が大好きなのでしょうか?先生と拓君について、投稿主の「shiicoro」さんに伺いました。
――投稿には「元気になったのに病院大好き過ぎて」とありましたが、拓君はどのような症状で受診されたのでしょうか?
昨年末のクリスマスからお正月までひどい下痢が続き、出血も見られたので病院に行きました。レントゲンを撮り、注射を何本も打ってもらったおかげですっかり元気になりました。
――拓君は注射が怖くないんですか?
いつものワクチンだとそれほど嫌がりませんが、今回はいつもより大きな注射で痛かったのか珍しく逃げていました。大好きな病院を嫌いにならないかと心配しましたが、まったく問題なかったです。
――痛い注射をされても、先生のことはやっぱり大好きなんですね。
先生も拓を可愛がってくれるので、好かれていることを感じて安心しているのだと思います。おなかを下しているとき以外はちょっぴりおやつもくださるので、拓にとってはそれも魅力なのかもしれません(笑)
――先生はどんな方なのですか?
ご夫婦で動物病院をされているのですが、先生も奥様も優しくて話しやすい方です。動画で拓を迎えてくれていたのは奥様で、受付や助手をされています。動画には映っていないですが、あのあと先生も出てきてくれました。
――先生はいつも出てきてくれるのですか?
拓が病院の前で先生を待つのはいつものことなので毎回というわけではないですが、この日は体調を崩した後だったので、「調子はどう?」と出てきてくれました。病院のお正月休み期間でしたが、たまたま急患があっていらっしゃったようです。
――気にしてくれていたのですね。病院はお散歩コースの途中にあるのですか?
お散歩コースは特に決まっていませんが、病院はやや遠回りになる場所にあるのです。散歩時間が必要以上に長くなるので飼い主的にはちょっと困るのですが、拓は病院の方向にぐいぐい私を引っ張っていきます。なので病院前まで行くのは週2回くらいのペースですね。ただ、早朝や夜といった診察時間外なので、拓はいつもしばらく待って、諦めて帰っています。
――いつもは会えないから余計に嬉しかったのですね。そんな拓くんの姿が反響を集めました。
本当にいつものことなので、こんなに反響があってとても驚きました。これからも、大切な家族である拓の生活を、SNSで記録的に残していきたいと思います。
気にかけて、大切にしてくれる先生のことが大好きな拓くん。Shiicoroさんは「これからもこちらの動物病院にずっとお世話になります!」と話します。「ワンコを通じてSNSでお友達ができたら嬉しい」というshiicoroさんのインスタグラムには、楽しそうに暮らす拓くんの姿がたくさん投稿されています。興味のある方はぜひ覗かれてみては?
▼shiicoroさんInstagram