「2/1(火)開始のヤマザキ春のパンまつり2022、今年も主要対象商品のポイント効率をすべて調査しました。史上最多クラスの上方修正が入りお皿を狙いやすい当たり年!最強格はふんわり食パン。モーニングスターとカレーパンの超絶強化(点数2倍)にも注目。ぜひ周囲のパン好きに教えてあげてください」とツイートしたのは、ヤマザキ春のパンまつり研究家のゲムぼく。さん(@gamebokusan)。そこには、「ヤマザキ春のパンまつり2022」を攻略するための経験に基づいたアドバイスが盛りだくさん。
この投稿には「今季一役立つ情報を有難う御座います!これで熾烈極まるパン祭り戦争に勝てる見込みが」という感謝のリプライも。「ふんわり食パン買いまくる!」「『ヤマザキ春のパンまつり』はもう2月の季語でいいよなあ。あと、新明解国語辞典に載ってもいい」
投稿者で攻略マニュアルを書いたゲムぼく。さんに、効率よく、楽しく『ヤマザキ春のパンまつり』に勝利するにはどうしたらいいのか、秘訣を聞きました。
ーーなぜヤマザキ春のパン祭りについて調べようと思われたのでしょうか。
「もともと子どもの頃、楽しそうにシールを集める母の姿を見て興味を持ちました。その後、大人になってからスーパーでの買い物中に『あれ?これ、パンの価格とシールの点数が必ずしも比例してないな』とふと気づき、気になって調べるようになりました。もともとゲームの攻略やデータ収集・分析が好きなので、それに近い感覚ですね」
ーーヤマザキ春のパン祭りですが、パンにシールが貼られていて、それを集めてお皿をもらう仕組みになっているのでしょうか。
「はい。対象商品のパッケージ(包装部分)に丸い点数シールが貼られています。それを専用の台紙に貼っていって、所定の点数(2022年は28点)を集めるしくみです」
ーー価格効率とかカロリー効率とか上方修正とか、専門用語について解説していただけますか?
「価格効率…その商品は1点を何円で得られるか、を示します。『安くお皿がほしい』人のための指標です。
・カロリー効率…その商品は1点を何kcalを何円で得られるか、を示します。『低カロリーでお皿がほしい』人のための指標です。
・上方修正…パンまつりでは同じ商品でも年によって点数が変動することがあり、点数がアップすることを上方修正と呼びます。逆に点数がダウンすることは下方修正と呼びます。
・ロイダブローテ…食パンのなかでも価格効率がよく、取扱店舗数も多い有名ブランドである『ロイヤルブレッド』と『ダブルソフト』を交互に買うことで、飽きを防ぎつつ点数を効率的に稼ぐ方法です。パンまつり有識者の間では長らく定番戦術とされてきました。
・ぶっ壊れ強化…価格効率やカロリー効率が前年に比べ爆発的に高まる上方修正を指します。2022ではたとえばカレーパンが該当します。実売価格がほぼ変わらないにもかかわらず点数が2倍(0.5→1点)に上がり、菓子パン類のなかで一気に価格効率トップクラスに躍り出ました」
ーーできるだけ安く、カロリーは低く抑えられるように買うといいのでしょうか。おすすめのパンの組み合わせを教えてください。
「価値観は人それぞれなので、自分なりに楽しくおいしく点数を集められることが一番だと思います。ただ、その中で『なるべく安く』、『なるべく低カロリーで』というニーズは多いと思います。安さ重視なら、ふんわり食パン、ダブルソフト、超芳醇、ロイヤルブレッドなどの食パンを中心に買い、低カロリー重視なら、レーズンロールや北海道産バター使用バターロールなどのロールパンを中心に買うのがおすすめです。最終的には『28点まで残り0.5点』などの中途半端な状況になることもあると思いますので、そういうときはお気に入りの菓子パンを食べるとバッチリだと思います!」
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立春も過ぎて、寒いけれど気分は春!美味しく食べて、「ヤマザキ春のパンまつり〜♪」の白いお皿をゲットしたいですね!