「【嘔吐のとき】オムツをズラして2枚重ねてオケにIN! ここにゲーしてもらいます。驚きの吸収力なので、終わったらスポッと出して袋に詰めてそのまま捨てられます」というライフハックに絶賛の声が続々。この季節に、育児クラスタが何度経験していても突如としてパニックに直面する…子どもたちの感染性胃腸炎への対策です。
ママたちの救世主的投稿をツイートしたかちこ4yさんにお話を伺いました。
「ナイスアイデア!」
「袋先にいれちゃえばさらに縛るだけやから楽かも」
「ペット用シーツでも代用できます」
「次回に備えます!!」
「ビニール袋しか思いつかなかった…すごいです!」
「私も昨年冬にTwitterで“オムツバケツ”を知りました。つい先日お世話になりました。本当強力な助っ人でした!」
「今日から息子がノロになったので、ためになりすぎます」
「もっと早く知っておきたかった~」
「入らなくなったオムツに選択肢が」
とリプ欄も絶賛の声が並びます。
このアイデアについてかちこ4yさんにお話を伺いました。
――どのように思いついたのでしょうか?
以前、ネットで見かけた方法を自己流にアレンジしてみました。最初、「オムツを2枚重ねて穴を塞ぐ」という技に感動してマネしたところ、子どもは力加減がわからないので吐く前にグシャッと潰してしまい、焦って広げてあげて…ということがありました。
たまたま家にあった風呂桶に気持ちよくジャストサイズでハマったので使ったところ、持ち手があることで子どもの隣で高さを固定できるのも楽で「我ながらナイス!」と思いました。
――確かに!手の部分があると安定する気がします。ちなみにお写真のオムツのサイズは何ですか?
Lサイズです。サイズアウトして保管していたものです。
――子ども嘔吐時、枕元には他にどのようなものを置いて備えていますか?
タオル、ティッシュ、白湯です。タオルはもしも(こぼしたり…)のため、ティッシュは、吐いた後はだいたい鼻水や涙でぐしゃぐしゃなので拭うため、そして口の中が気持ち悪いのでゆすぐ&落ち着くために少し飲む用に白湯を用意しています。
ちなみに、ゆすいでそのままペッと出せるのもオムツエチケット袋の利点でした。念には念を…で、ベッドにおねしょシーツと、その上にタオルを敷いて寝かせていました。
――まさに「備えあれば」の態勢ですよね。「大人のときも使ってます…」とツリーにリプされてましたが…?
間に合えば大人はトイレに駆け込むのが1番ですが、冬は床が冷たく、トイレに顔を突っ込んでいるのもなかなかメンタルが削がれますよね。今は落ち着いてきてるけどまだ出そう…と不安なときのために用意していました。
使ってみて気づいたことですが、嘔吐のときや具合が悪い時は新聞紙の臭いやビニール袋が耳元でガサガサする音や蒸れた感じがとにかく不快でした。オムツはもともと肌にやさしい素材なので頬に触れても気持ち悪くなく、なんなら汗や涙も吸収してくれて、顔を近づけても不快ではなくありがたかったです。自分が子どものときに使いたかったな~としみじみ思いました。
――新聞紙やナイロンに更に刺激されるの、なんだかとてもわかります。ちなみに、嘔吐時以外にもオムツ活用のアイデアなどお持ちですか?
クルッと裏返してグローブのように手をいれ、結露を拭き取るのに何度か使いました。やはり楽チンでしたが、広範囲を拭くのにはそれほど適していないかな~?と思い、労力も大して変わらないのでタオルに戻りました。
――なんと!掃除に使用されてみたのですね!かちこ4yさんの着眼点がすごいです!普段から、何か育児に関して情報を探したり実践されたりしておられますか?
頼りにしているのはやはりTwitterです。日々の些細なことや、ちょっとしたアイデアが目に止まったら試してみたり、考え方の気付きをもらったり、同じ境遇の方のつぶやきや漫画を見て共感したり、半年~1年先輩のママの悩みやハプニングを見て、実際に我が子に起こったときに「これTwitterで見たやつ!」と心構えができていたり…と、いろんな面で助けられています。
――今回のツイートにたくさんの反響が寄せられています。
「初めて知った」「なるほど」という声をたくさん頂きました。私も知ったときには「何それスゴイ!真似しよう!」と興奮したので、「でしょでしょ、すごいよね!やってみて!」と仲間に布教できた気分になり嬉しいです。また、「今試してみた、簡単だし汚れずにすんだ」という声もいただき、一緒に「ヤッターー!!」と喜びたくなりました。
保育士の方が取り入れてみようと仰ってて、こちらも心強かったです。我が家にはペットがいないので縁が無かったのですが、ペットシーツも安価で活用できるという声も多く、気になりました。
既に実践されてる方の共感の声も多く、中でも「袋を先につければいい」というアドバイスをたくさんいただきました。「その手があったか」と思うと同時に、こんなにも沢山の親御さんが、日々嘔吐と戦ってるんだな…と心強くなりました。
――胃腸炎など嘔吐を伴う病気の流行が、まだまだ続く季節ですね。
うちの子の保育園も会社の同僚の子の保育園も胃腸炎が大流行しているようです。子どもが辛そうで可哀想なのはもちろんですが、もし自分に感染った場合に子どもの世話をどうするかという不安が大きく戦々恐々とする日々だと思います。少しでも感染のリスクを減らせるよう、手洗いうがいとおむつエチケット袋で乗り切りましょうね。
◇ ◇
子どもの嘔吐は本当に心配で気がかりなもの。少しでも早く回復することを願いつつ、後処理を簡単に終えられるのは、すぐに子どもの側にもついてあげられるし助かりますね。「何か役立つかも」と思って数年前から防災バッグの中に入れているBIGサイズオムツを使って、私も早速実践してみます!
かちこ4yさんは、普段のお子さんとのやりとりや気づきなどをTwitterで発信するほか、お気に入りの絵本の感想やお子さんの反応などをブログに綴っておられます。気持ちがほっこりするこちらもぜひどうぞ。
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