この一年で描いた運転日記 pic.twitter.com/T1o83bj6GZ
— 鴻池 剛 (@TsuyoshiWood) December 29, 2021
『ヒモメン〜ヒモ更生プログラム〜』や『崖っぷちルームシェア』などの作品で知られる漫画家の鴻池剛さん(@TsuyoshiWood)が描いた車の運転の漫画が話題になっています。投稿者の鴻池さんに聞きました。
鴻池さんは連載の傍ら、SNSで漫画日記を公開しています。2021年の年末には、『この一年で描いた運転日記』として、4つの漫画をTwitterでまとめて公開、7万近くのいいねを獲得しました。
ペーパードライバーだったという鴻池さん。運転の練習がてら買い物に行くものの、緊張のため運転席でウルトラ怪獣のジャミラ(のよう)になってしまっています。さらに、右折したらすぐに目的地に着くのを、「心を守るために」とあえて遠回りを選択。「もう歩けよ!」と付き添いの友人からツッコまれてしまいます。
自身の運転中の一コマを面白おかしく紹介されていますが、鴻池さんに限らず運転中に硬直してしまったり、それなら歩いた方が早いと分かりつつあえて遠回りを選んでしまったり…というのは、運転初心者にはありがちなエピソードではないでしょうか。
リプ欄にも、「あるあるばかりで、吹き出しました!」「私もペーパーからの運転してる者として心を守るべき行為は大変理解できます!」といった共感の声が続出。また、「どんどん運転技術が上がっていってる…(゚∀゚)!!」、「運転技術の上達目覚ましいですね!」といったコメントも寄せられました。
その他のエピソードでも、「鳥のフンがフロントガラスに落ちてきて…」や「隣の車が寄っていて狭い駐車スペースに苦労して駐車したものの…」など、ドライバーには共感必至のあるあるがたくさん描かれています。
ペーパードライバーだった、鴻池さんに聞きました
――最初は自身のことを「ペーパードライバー」と言っていたものの、現在は運転をされているのですね。そろそろ運転にも慣れたのでは?
鴻池さん:買い物と猫の病院で運転していますが、同じ道しか行かないのでさすがにそれは慣れました!ただ、知らない道は怖いので、よっぽどのことがない限り遠出はしないと思います。
――そうなのですね。でも、運転ができると便利なことも多いのではないでしょうか。
鴻池さん:家の周りに何もないので、車での移動は大変便利ですね。
――運転をするようになってから、変化したことはありましたか?
鴻池さん:徒歩の時、他人の車の動きを読んで歩くようになりました。自分が運転するようになって「車は全部見えているわけじゃない」というのが身にしみたので。運転しなかった頃よりも車を避けます。轢かれたくない。
――漫画で紹介されているエピソード以外にも、運転中に困ることはありますか?
鴻池さん:歳をとって目汁が出るので、その度路肩に停めて喘いでいます。
――運転初心者、ペーパードライバーの方々にメッセージがあれば!
鴻池さん:皆さん、多分僕より運転が上手だと思うので特に言うことはないですが…怖いという気持ちはむしろ安全なので持ち続けた方が良いと思います。
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鴻池さんは、漫画日記を20年近く描いており、それらはウッドブックというサイトで読むことができます。また、Twitterではご自身の活動や書籍の告知も行っています。
■鴻池剛さんのTwitterはこちら→https://twitter.com/TsuyoshiWood
■鴻池剛さんの漫画日記はこちら(ウッドブック)→https://tsuyoshiwood.com/