ローソン「半額ホットミルク」全国で約67万杯を販売 年末年始の2日間 最も飲んだ都道府県は

金井 かおる 金井 かおる

 大手コンビニストア「ローソン」(本社、東京都品川区)は5日、2021年12月31日と2022年元日の2日間、全国の店舗で半額で提供したマチカフェメニューの「ホットミルク」の販売量が約135トンだったと発表しました。カップ数に換算すると約67万杯の販売数です。

20〜40代女性が約50%占める

 同社では「牛乳の消費量が減少する年末年始に消費拡大を応援したい」との思いから、標準価格130円の半額の65円で販売しました。同社の取り組みはSNSなどでも拡散。12月28日から1月3日の1週間の販売数は、前年同時期と比べ約18倍になり、購入者層は20〜40代女性が約50%を占めました。

 同社広報担当者は「牛乳屋さんから始まったコンビニとして、お客様にもほっとしていただき、また、年末年始の牛乳消費拡大に貢献できたのであればうれしいです」と話しました。

 同社のホットミルクは、マチカフェメニュー取り扱い店のレジカウンターにて提供。標準価格は税込み130円。「エリアごとに、産地にこだわった生乳100%使用。牛乳本来のほのかな甘さが味わえます」(同社)。

都道府県別 販売数ベスト10

 都道府県別の販売数ベスト10は次の通りです。

1位:茨城県
2位:栃木県
3位:福島県
4位:群馬県
5位:長野県
6位:山梨県
7位:千葉県
8位:静岡県
9位:埼玉県
10位:佐賀県

 1位の茨城県の販売数は全国平均販売数の約2倍。また、具体的な店舗名や近隣スポット名は非公表とした上で「店舗別に見ると、販売数上位10店舗のうち8店舗が近くに神社やお寺のある店舗でした」としました。

 キャンペーン前に「年末年始のお出かけの際、冷えた身体を温めるホットミルクをぜひどうぞ」と呼びかけていた同社。今回の結果からは、牛乳応援の気持ちはもとより、初詣の道中に同店へ立ち寄り、温かいミルクをオーダーして暖をとった参拝客が多かったのではと想像できます。

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