口の中で厳選ネタが躍り出す!築地の名店「孫右衛門」が神戸に初出店 食べたら思わず「人に話したくなる」極上の味わい

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築地の寿司屋で15歳から修業を始め、ミシュランの星も獲得した経験を持つ佐藤弘幸さんが料理長を務める「築地孫右衛門」が11月1日、神戸・三宮のミント神戸に関西初進出します。有名人もお忍びで訪れるという名店の味を、一足先に体験してきました。

新鮮なネタを存分に生かした握り寿司や天ぷら、一品料理で知られる築地孫右衛門。中でもマグロや白身、イクラ、ウニなど、季節ごとのネタがどっさり10種類以上入った海鮮丼に、出汁茶漬けも楽しめるという2つの顔を持った「海宝ひつまぶし」は、「こんな海鮮丼は食べたことがない」と評判を呼んでいます。

ミント神戸店は8階のレストランフロアにオープン。カウンターとテーブル席があり、大きく開いた窓からは神戸の中心地を一望できます。

カウンター内で包丁を振るうのは、料理長の佐藤さん。コロナ禍で訪れる人が激減した築地を盛り上げようと2020年11月にオープンしました。ミント神戸店では、近場の明石から仕入れたというブランド魚「浦サワラ」などの貴重なネタを多数取り揃え、包丁の入れ方や切る厚みなどによって味がどう変わるのかといったことを気さくに教えてくれます。

ランチメニューの海宝ひつまぶしは、甘みのあるシャリと厳選されたネタが口の中で美しいハーモニーを奏でます。1人で食べるにはちょっと無理があるのでは…?と心配になるほどの量でしたが、出汁茶漬けで“味変”を楽しんでいるうちにペロリと平らげてしまいました。

握りや白焼き、天ぷらで味わうアナゴも絶品。特に自家製の出汁で炊いて蒸らし、1日置いたものを調理したという白焼きは、しっかりとした食感ながら口の中でほろほろと崩れていくので思わず昇天しそうになります。秘伝の煮詰めと柚塩で食べる握りもオススメ。「ネタにお金をかけるのは意外とできますが、もっと大切なのは手間をかけること」とは佐藤さんの至言です。

深みのある味わいが楽しめる加茂茄子治部煮やシンプルながら奥行きのある味噌汁、茶碗蒸しなど、美味しいだけでなく「人に話したくなる」ような料理の数々。新しい“神戸グルメ”、この機会に試してみてはいかがでしょう。

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【築地孫右衛門ミント神戸店】

・営業時間:11時から23時(感染状況によって変更の可能性あり)

・電話番号:078-200-6790

・住所:神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸8階

・ランチは「海宝ひつまぶし」3000円など、ディナーはコース(5000円、8000円、1万2000円)のほか、握り、一品料理なども多数。

・Instagram:https://www.instagram.com/magoemon_minto/

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