「地震がきたらこうやって」キャットタワーに 柱に抱きつく子猫がまるで「避難訓練してる」と話題

渡辺 晴子 渡辺 晴子

「地震がきたらこうやって避難するの」とつぶやき、愛猫の写真をツイッターに投稿した飼い主の「凛太郎」(@rin_taro123)さん。そこに写っていたのは、キャットタワーの柱に抱きつく子猫の姿…チラリと顔をのぞかせながら柱にピッタリとしがみついていますが、「地震がきたら…」って避難訓練でもしているのでしょうか!?

リプ欄には「避難訓練ね☆」「おりこうさん」「えらい!」「危機管理ばっちりですね」「可愛い避難の仕方です。よ~く出来ました(笑)」などと、“地震”から身を守るような子猫の姿を称賛する人からたくさんのコメントが寄せられ、話題を集めました。

おりこうさんと評判の子猫は、スコティッシュフォールドの和音(おと)ちゃん。2カ月の女の子です。飼い主さんのおうちに迎えられたばかり。 写真の和音ちゃんは、いったいキャットタワーの下で何をしていたのでしょう? 撮影時のことを、飼い主さんに伺ってみました。

おうちに来たばかりの子猫 キャットタワーで遊んでいるところを撮影していたら…

――10月23日に迎えたばかりだという和音ちゃん。写真を投稿しようと思ったのは?

飼い主さん「キャットタワーで遊んでいる写真をたくさん撮っていたのですが、この写真を見て避難訓練しているみたいでかわいかったので皆さんに共有したいと思ってツイートしました」

――確かに、キャットタワーの柱につかまっている姿が避難しているように見えますね。

飼い主さん「はい。実は、和音はキャットタワーに登ろうと必死だったんです。まだジャンプでは登れないので木登りのように登ろうとしては失敗してを繰り返していました。柱につかまっていたのは一瞬ですが、何度も何度も同じようにつかまっていました」

――キャットタワーの上の方に登りたかったんですね。柱にピッタリとしがみつく和音ちゃんの姿に必死さが伝わります…撮影後、和音ちゃんは登れたのでしょうか?

飼い主さん「結局登れなかったので、諦めてリビングを走り回って遊んでいました」

――投稿写真には「可愛い」というコメントも多数寄せられました。

飼い主さん「たくさんの方にかわいいと言っていただいてとってもうれしいです。ブリーダーさんのところで生後2週間ほどの和音を見たときから、めちゃくちゃかわいくて。皆さんにも同じように思っていただいて光栄です」

――和音ちゃんはどんな猫ちゃんですか?

飼い主さん「和音はとっても気が強く好奇心旺盛でおてんばな女の子です。同じスコティッシュフォールドで先住猫の凛太郎(雄、12月で1歳)の小さいころとは、全然違うのでときどき戸惑うこともあります。凛太郎は和音が来た初日こそ和音にシャーと威嚇しましたが、翌日からは一生懸命歩み寄ろうとしてくれています。とても温厚な子なので、お気に入りのバリバリボウル(爪とぎ)を奪われても優しく遠くから見守るお兄ちゃんです。ただ、和音は気が強すぎて自分からかかっていってしまうので、少し困っていましたが…お迎え5日目にしてやっと和音も凛太郎をペロペロしてくれたのでもう安心だと思います!」

“避難訓練”ができてたくさんの人から褒められた、しっかり者の和音ちゃん。これからも末永く凛太郎お兄ちゃんと仲良くしてくださいね。

   ◇   ◇

飼い主さんによると、来年から娘さんたちが独立されたりして、日中凛太郎くんがひとりぼっちになってしまうのがかわいそうだと思い、和音ちゃんをおうちに迎えたといいます。また、凛太郎くんの小さいころと同じように和音ちゃんの体重を毎日測定しているとか。順調に増えているそうです。

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