「おまんじゅうのほふく前進」シマリスの可愛い姿に釘付け! 実は“世界で最も愛されたシマリス”でした

渡辺 晴子 渡辺 晴子

「迫りくるまんじゅう」…ほふく前進するリスの動画がかわい過ぎるとツイッターで話題になりました。動画をみると、ぷっくりしたほっぺのリスがずんずんと画面に向かって進んできます!

リプ欄には「Super cute」「好可爱我的妈」「リスってこんな行動するんですね!!」「こんなん惚れちゃうじゃないっすか……」「ずっと見てて気づいたら天国でした」などと国内外からコメントが多数寄せられ、リスのかわいい行動に釘付けになる人が続出。さらに膨らんだほっぺのまま進むリスの姿に「まんじゅう星人(笑)」と、笑いも誘っていました。

投稿したのは、飼い主の「シマリスのソフィー Sophie,Bikke&Tod」(@bikke_the_chip)さん。動画のリスは、シマリスの女の子・ビッケちゃんです。実は、3年ほど前に4歳で亡くなっています。亡くなってからも“世界で最も愛されたシマリス”と呼ばれ、今も定期的に懐かしの写真や動画を投稿しているとのこと。撮影当時のことや今も色あせないビッケちゃんの魅力について、飼い主さんに伺ってみました。

――撮影当時のビッケちゃんのお年を教えてください。

飼い主さん「1歳のころの動画です」

――どこで撮影したのでしょう?

飼い主さん「飼い主のベッドの上です。ビッケは、お気に入りのブランケットの上で『ほふく前進』と『ストレッチ』をするのが日課でした」

――ビッケちゃん、ほふく前進をするのが大好きだったのですね。

飼い主さん「体が擦れる感覚が気持ち良かったようです。ホッペがいっぱいになるとベッドの端に乗り、泳ぐようにほふく前進をします」

――なるほど、気持ち良かったんですね。頬袋に食べ物をいっぱいに詰めてほふく前進(笑)

飼い主さん「ほふく前進は他のシマリスでも日常的に見られる光景です。ビッケと同じ視線でほふく前進を撮影してみたいと思っていたところ、カメラ目掛けて進んできてくれたのでかわい過ぎて興奮しっぱなしでした」

――間近に見られたなんて、うらやましい! まさに「おまんじゅうがほふく前進」していましたね(笑)

飼い主さん「はい。もともと私がホッペをパンパンにしてペタンコになる姿を『おまんじゅう』と呼んでいました(笑)。皆さまにも『まんじゅう星人』などと共感していただき、愛着が湧いてくれたのはうれしいですね!」

――動画のあと、ビッケちゃんはどうなりましたか?

飼い主さん「しばらくほふく前進で動き回ったあと、そのままくつろいでいました」

――そんなかわい過ぎる振る舞いを披露してくれたビッケちゃん。どんなシマリスちゃんでしたか?

飼い主さん「ビッケはシマリスには珍しいのんびりした優しい性格でした。好きな食べ物はカボチャの種とクルミ。また飼い主がこういう動きしてくれたらな…の思いをよく動画で実現してくれましたね」

ビッケちゃんの飼い主さんによると、初めてシマリスをお迎えしたのは20年以上前のこと。ハムスターの飼育書にたまたまシマリスも載っていて、シマリスと暮らすことに興味が湧いたそうです。シマリスの魅力について「見た目のかわいらしさはもちろん、接してみると動きがとても早く身体能力の高さにも驚かされます。季節によって飼い主にみせる顔も変化し、野生味溢れるアグレッシブな姿が魅力です」と話します。

今は亡きビッケちゃんですが、亡くなってからも世界中の人たちから愛されているそう。2015年ごろに投稿したYouTubeのストレッチ動画が再生回数300万を超えて、海外のメディアにも取り上げられたとか。

また今年2月、シマリスの男の子・トッドくんが5歳で亡くなりました。今は6カ月の女の子・ソフィーちゃんがいます。飼い主さんは「これからも、シマリスの魅力を発見できるような投稿にしたい」と話します。

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