「セブン-イレブン、あなたがいなかったら何もできない」 日本のコンビニに“どハマリ”したカナダ人記者に聞いた

谷口 輝世子 谷口 輝世子

カナダの公共放送CBCの記者で、東京オリンピックを取材中のデビン・ハーロウさんが、日本のコンビニをすっかり気に入ってしまった。ホテル内のセブン-イレブンで購入した商品を毎日のように食べて、その画像をツイッターに投稿している。 

開会式の後には、こんなツイートをして、フォロワーたちの注目を集めていた。 

「7-11(セブン-イレブン)が午前2時に開いている可能性は?あの枝豆チップスとエッグサラダサンドイッチがとても食べたい」 
「7-11(セブン-イレブン)、あなたがいなかったら何もできない。18時間オリンピックを取材したあとの午前2時10分の東京。ドアはまだ開いている。棚には(商品が)再補充されている。なんて場所なんだろう。東京2020」

ハーロウさんはCBCのホームページにコンビニを紹介する記事を書き、さらに、ユーチューブでも、どのくらいおいしいか食レポをしている。カナダや米国にもセブン-イレブンはあるのだが、食べ物はホットドッグや袋菓子などが中心とあって、カナダの人にも日本のコンビニのレポートは印象に残ったのではないだろうか。 

そのハーロウさんにいくつか質問を投げかけた。 

――日本のセブン-イレブンが好きな理由を教えてください

「カナダのセブン-イレブンとはとても異なった経験をしています。(新型コロナウイルス対策の)制限があるため、(コンビニが)最初の14日間に食事をする数少ない場所のひとつになると知ったとき、少し心配しました。しかし、お店に到着するとすぐに中にはたくさんの素晴らしい選択肢と素晴らしい食べ物があることがわかりました。最初に試したのは、カナダの友人がすすめてくれたエッグサラダサンドイッチでした。それ以来、毎日、(コンビニで買ったものを)食べています」

――とても気に入っているのはどのようなところですか? 

「それはとてもシンプルなことです。素晴らしい食べ物。そして、アイスコーヒー。私がオリンピックの仕事で頑張るためにはあらゆるエネルギーが必要ですが、この食べ物とコーヒーが私の燃料になっています」 

――ローソンやファミリーマートなど他のコンビニには行きましたか? 

「行ったことはありませんが、8月2日に14日間の隔離期間が終わるので、行ってみようと思っています。日本にいる人たちから、これらの場所で売っている食べ物について何百もの提案を受けているので、試してみるのがとても楽しみです。ローソンのエッグサラダサンドイッチはさらに美味しいかもしれないということは理解していますよ」 

   ◇  ◇

新型コロナの感染対策で隔離生活を送っているハーロウさん。そんな制限のある中でもコンビニ食を楽しみ、母国に向けてSNSで発信、さらには日本人との交流も深めるという充実した時間を過ごしているようだ。

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