「怖いからこっち見ないでw」子供も怯えるチョウチンアンコウの生々しすぎるケーキがSNS席巻

黒川 裕生 黒川 裕生

表面のぬめり感まで忠実に再現した、やけにリアルなチョウチンアンコウのケーキがTwitter界隈をざわつかせています。正直、あまり美味しそうではありませんし、特に目と口の造形もなかなかちょっと嫌な感じ(笑)です。「すごい!」「こわい!」「トラウマになる!」と反響を呼んだこのケーキについて、作者に取材しました。

作ったのは、Twitterユーザーの「なにぬのめ」(@nunomayu)さん。チョウチンアンコウのケーキは「友達から、誕生日の息子の為にケーキを作ってみたいから監督してくれと依頼を受けて一緒に作った」そうです。

そう、なにぬのめさんはご友人から「監督してくれ」と頼まれるほど、ケーキ作りに関してはある種の達人。過去の投稿を見ると、チョウチンアンコウのような味わい深いケーキから、アニメのキャラクターなどを模した“普通”にかわいいケーキまで、(振れ幅の大きい)数々の作品を生み出してきた人であることが窺えます。

さてこのチョウチンアンコウ、気になる中身は「スポンジとたっぷりフルーツと生クリーム」とのこと。外側はプラチョコ(細工用のチョコレート)で、ヌメヌメ感を出すためにナパージュを塗って仕上げているそうです。Twitterでは「ナパージュの活用法がすごいwww」と驚愕している人も散見されました。

完成品を見たご友人は「職人技!」と褒めてくれましたが、肝心の息子さんは「クオリティー高え!」と喜ぶ一方で、「ちょっとこっち見てて怖いからちょっとしまっといて…」と怯えていたそうです。気になる味ですが、「みんな『美味しい!』と喜んで完食してくれました」(なにぬのめさん)。

もともと、娘さんが赤ちゃんの頃から普通のデコレーションケーキやキャラクターケーキを作っていたというなにぬのめさん。様子がおかしくなり始めたのは、4歳の誕生日に「紅鮭のケーキ」をリクエストされてからだといいます。

作り方などについて特に参考にしているものはなく、「最初はマジパンやバタークリーム、マシュマロフォンダントを使ったりして試行錯誤していましたが、ここ最近は生クリームとプラチョコで作ったケーキがおいしいと家族から好評で、それに落ち着いています」。独特の“お題”について聞いてみると、「娘からのリクエストに応えるのみです!!娘は魚類と動物が大好きなので、次は何にハマるかとヒヤヒヤしております」と教えてくれました。

今後挑戦してみたい題材については、「フグの見た目が好きなのでいいなぁと思っていますが、虫にも惹かれています」と期待通りの回答。「あとは娘が人体模型が好きなので、内臓とかも少し気になります」。この人は一体…?

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