「母から送られてきた実家の現在の様子です」と、森の緑に囲まれたベランダでのバーベキューの様子を写した写真をツイッターに投稿した🐺むっち🐺さん(@CRF250L1114)。
そこに写っていたのは、真剣な表情でお肉を焼くむっちさんのお父さんと、ぴょこんと2本足で立ち、ハイテンションでお肉を待機する犬さんの姿!「肉欲しがってる♪(笑)」と、はやる気持ちを抑えられず、焼き上がりを待つワンちゃんの姿に、爆笑するリプライが殺到しました。
「犬、立ってるぜ」
「わんこの手がかわよい」
犬「くれるよね?ねえ、くれるよね⁈」
「自分も貰えると信じて疑わない姿勢好き」
「とーちゃんかっこいい」
「後ろに素敵な本棚が見える…!!」
「めっちゃ楽しそうなご実家ですね」
「情報量が多い!(笑)犬が可愛いです!」
「とーちゃんかっこいい」というリプライもあるように、犬さんだけでなく、真剣な眼差しでお肉を焼く、むっちさんのお父さんのワイルドな姿に釘付けになる方も。
また、「情報量が多い」という声の通り、森に囲まれた羨ましすぎるお家の環境や、ベランダの向こうに見えるご実家のリビングの素敵さ、ずらりと本が並ぶオシャレな本棚、さらに、ハイテンションな犬さんがガラス窓にも映っていることなど、目を奪われる要素が満載です。
「写真に写っているのは、父と、実家の看板犬、ディッパーです。実家は北海道で『ヒッコリーウィンド』というペンションを経営しており、BBQは家族や従業員だけでもやりますし、泊まりに来られたお客様にも、夏はウッドデッキで父がよく振る舞っています。家族、お客様関係なく、お肉は必ず父が最初から最後まで焼き上げます。BBQの際は、ディッパーは父の側にいることが多いです」(🐺むっち🐺さん)
BBQの時はいつもむっちさんのお父さんの側にいるというディッパーくんは、もうすぐ1歳になるゴールデンレトリバーMIXの男の子。🐺むっち🐺さんいわく、「テンションがつねに高くて、なでに行くとぴょんぴょんと飛び跳ねまわります。とにかく人懐っこくて、呼べば誰にでも笑顔で尻尾を振りながら寄ってきます」という、天真爛漫な犬さんです。
「かと思えば、観察力もかなり高く、私や家族の動きをじっと見つめて静かに考えているような素振りもよくします。好きなものは抱っことおやつ(何でも)です」(🐺むっち🐺さん)
ディッパーくんがむっちさんのご実家にやってきたのは、2020年の7月。先代の看板犬だったラブラドールレトリバーのキャンディちゃんが18歳で亡くなり、悲しんでいたご家族を心配していたむっちさん。偶然、SNSで子犬のもらい手募集の情報を知ったことがきっかけだったそうです。
ディッパーくんは、ゴールデンと秋田犬のミックス。秋田犬の血が影響しているからか、ちょっぴりクマさん風のお顔や、ふさふさの耳毛も実にチャーミング。とりわけむっちさんのお父さんが、ディッパーくんにぞっこんなのだとか。
「父がディッパーを大好き過ぎて、構い過ぎるのでディッパーに面倒くさがられているくらいなんです(笑)。ただ、基本的にはディッパーも父が自分の事を本当に大好きだと分かっているからか、いつもニコニコしながら父と嬉しそうに遊んでいます。父にとってはもう、小さな息子のようですね」(🐺むっち🐺さん)
ディッパーくんを溺愛中のむっちさんのお父さんは、北海道鶴居村にあるウィルダネス・ロッジ『ヒッコリーウィンド』のオーナー、安藤誠さん。
「え、安藤さんですよね⁈」「おおおお!ヒッコリーウィンド!憧れの地」「お父様が撮影された写真ずっと飾ってます」「お父様のオーロラの話や丹頂鶴の話が大好き」といったリプライも多数寄せられていましたが、プロの写真家であり、ネイチャーガイドでもあるむっちさんのお父さんは、アウトドア好きの間ではカリスマ的な存在の方、なのです。
「小さい頃から強い父を見て育ちましたが、有言実行を体現したような人だと思っています。最後まで必ずやり遂げる、この人といたら絶対死なないなっていう安心感とリスペクトを、つねに父に対して抱いています。私にとっての実家は、安心感の塊。帰れば自然や生き物に囲まれ、母の美味しい料理を食べ、父のガイドについて行って、探検したりも出来ます。本当に恵まれてるなと、定期的に思ってます」(🐺むっち🐺さん)
北海道フードマイスターの資格も持つ、お料理上手なむっちさんのお母さんは、今回のご主人とディッパーくんの写真が話題になったことについて、「まさかそんなに反響があるとは…みんなこうゆうのが好きなんだ!面白いもんだね~」と、笑っていらっしゃったそうです。
ちなみに、BBQの様子をハイテンションで見守っていたディッパーくんですが、🐺むっち🐺さんによると、「ディッパー専用に焼いたお肉を少しだけ」もらえたそうです。よかったね、ディッパーくん!
■ウィルダネス・ロッジ『ヒッコリーウィンド』(北海道鶴居村)