「ファミレス各社は人間が注文を受けると手間がかかることを発見した。
SEたちはこの問題に立ち向かうべく10年の歳月と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。
その結果ついに、キーボードがなくても幼児でも老人でも注文が受けられるタブレットを開発した!!
一方サイゼリア(原文ママ)は注文用紙を使った。」
「一方ロシアは鉛筆を使った」で有名なネットジョーク「アメリカとロシアの宇宙開発」風の文体に乗せてサイゼリヤの経営の特異性を指摘する投稿がSNS上で大きな注目を集めている。この投稿は一部上場企業を経営し100億円以上の資産を持っておられるという「東証一部社長」さん(@tokumei_banzai)。
たしかにサイゼリヤはコロナ禍になって以降の注文用紙導入以外にもメニュー作りや会計システムなどの点で、他の大手ファミリーレストランチェーンと比べて個性が光る。東証一部社長さんの指摘に対しSNSユーザー達からは
「"マクドナルドは客のスマホを使わせた"
モバイルオーダー便利です。」
「サイゼリヤにはアレルギーや好き嫌い等に対応する為に、〇〇抜きなどを殆どのメニューで対応してくれます。その為に結局は伝票が現状のベストと判断してるのかもしれません。」
「正直あれ老人とか機械音痴には使いにくいんですよね...
システムわかりづらいし写真もよく見えないし...
サイゼは大きな写真付きのメニューで違うページを見比べながら注文できますしお客さんが書いた紙が残るのでトラブルもないでしょう」
など数々のコメントが寄せられている。
東証一部社長さんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):サイゼリヤではごく最近までクレジットカード、電子マネーを導入しなかったことなど、同業他社にくらべ独自路線ぶりが目立ちます。今回のご指摘もそうしたサイゼリヤらしさの一つかと思いますが、東証一番社長さんはサイゼリヤの経営スタイルについてどのようなご感想をお持ちでしょうか?
東証一部社長:極めて科学的で素晴らしい経営をしている会社様だと思います。例として「料理の提供やお皿の回収にお盆を使わない=人間が手で運んだ方が早い」をきちんと試してからやるような科学的な経営をしている会社様だと思います。またこの手の黎明期の技術は容易に後追いが出来るので…最初からタブレットに踏み込まないのも一つの戦略だと思います。
中将:ご投稿に対し数々のコメントが寄せられました。今回の反響へのご感想をお聞かせください。
東証一部社長:びっくりしています。しかし元ネタ「アメリカとロシアの宇宙開発」の完成度が高いので…それにあやかっただけだと思います。
東証一部社長さん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/tokumei_banzai
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「これは遊びでやっているアカウントです。ただしコロナが終わった後で飲みに行く友人づくりの基盤として…フォローをしていただけるとありがたく思います。」と東証一部社長さん。東証一部社長さんはこの他にもさまざまな事象についてユニークな視点で分析しSNS上で反響を得ている。ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。
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ちなみに、元ネタ「アメリカとロシアの宇宙開発」に対し、NASAは公式サイトで“真相”を明らかにしているので、気になった方はこちらも。