「結局、現金がラクじゃね?」“乱立”スマホ決済 素朴な疑問を投げかける漫画が話題

広畑 千春 広畑 千春

 スマホアプリを使って、現金を使わず商品代などを払う「スマート決済」が広がっています。10月にも予定される消費税増税を前に、バーコードやQRコードを使う「PayPay」「LINEpay」などのコード決済も次々登場しています。便利さの一方で、「どれが使えるの?」「どれがお得なの?」と戸惑いや混乱も広がる中、「結局現金が一番簡単じゃ?」と核心を突いた漫画がSNSに投稿され、「その通り!!」と話題になっています。

 大石浩二さんが漫画サイト「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中の「トマトイプーのリコピン」の一コマ。いわく、「かわいい絵柄で誤魔化しながら、世の中のモヤっとした部分をイジる」のがコンセプトで、大石さん自身が日常の中で「おかしいな」と感じたことを書いていますが、「たまに暴走して3割ぐらいはボツになっている」そうです。

  

 ―ご自身もコード決済を使われているのですか?

 「ええ。PayPayが昨年末にやった20%還元のキャンペーンがキッカケで、コード決済を使うようになりました。おそらく世の中に一気にコード決済を広めたのはPayPayのこのキャンペーンだと思います。でも、使ってみてすぐに、これは面倒だ!と思いました」

 実際、話題になった漫画では、リコピンが店員に勧められコード決済のアプリをダウンロードしたものの、いざ別の店で使おうとすると「うちの店では使えないよ」と言われ、別のアプリを紹介されることに。仕方ないので、複数のアプリを導入したものの、今度は種類が多過ぎて店員の側が対応できなくなって…というカオスぶりが描かれています。

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