「太ももの骨折った日に撮ったレントゲンをズボンにした」
「いったい、どういうこと?」というツイートが、10.8万ものいいねがついて話題です。投稿した瀧島なな子(@mauree___n)さんが骨折したところは大腿骨の骨幹部。レントゲン写真を見ると、太い骨が斜めに折れ、ずれて重なってしまっています。見ているだけで、自分の太ももがシクシクするくらい痛そう…。このレントゲン写真を、黒いズボンの骨折したところにプリントして、ご本人がおしゃれにはきこなしている写真に衝撃を受けるみなさん。
「痛々しいけど、オシャレ」
「心は折れてない模様」
「その発想はなかった(*>ω<)b」
「うあー」
「豆腐メンタルの私からしたら見習いたい。」
「めっちゃ欲しい」
「私も、肋骨折れた時に造ればよかった。」
というコメントが集まりました。さらにリプ欄は、骨折したことのある人たちの体験談やレントゲン写真であふれ、すさまじいことになっていてシクシクが止まりません! 東京造形大学の2年生だという瀧島さんに聞きました。
──めちゃくちゃ痛そうなんですが、どうして骨折しちゃったんですか?
今年の2月6日に海ではしゃいで、水路を飛び越えようとしたらバランスを崩して着地したときに折れちゃいました。
──ひ~!痛そう。なぜズボンにしようと思ったのですか?
骨折ってマイナスな出来事なので、何か生み出してプラスにしようと思って作りました。以前も、脱色剤と除毛剤を間違えて眉毛がなくなっちゃった時は、その顔写真をうちわにしたりしました。いつも転んでもただでは起き上がらないようにしています。
──骨が折れた事実は変えられないですしね…。このズボン、どうやって作ったのかしら?
担当医にCTスキャンの画像をもらって、ネットでオリジナルのズボンを作ることのできるサイトを見つけて注文しました。
──そんなサービスもあるんですね。これをはいてどこかに行きましたか?
大学に登校しました。初対面の人はびっくりしてました。友達がめちゃくちゃウケてて良かったです。ヤンキーの友達が「ケンカの相手に弱点晒してるようなもんじゃん」と言っていました。
──なるほど(笑)。ズボンプリントは大学の勉強に関係あるのかしら?
ズボンは授業には関係ないです。普段はデザインの勉強をしています。他にも映像制作の授業で頭からペンキを被ったりしました。
──個性的な授業ですね(笑)。ツイートが話題になりました。
たくさんの人に見てもらえてうれしいです。これからもおもしろいものを作っていきたいです。
■瀧島なな子さん(Instagram) https://instagram.com/mauree___n/
■授業で作ってコンテストに応募しているドラマ https://youtu.be/jG7mEM148Tg