体長10メートルを超える個体も珍しくなく、世界最大級の無脊椎動物と言われるダイオウイカ。
今SNS上ではそんなダイオウイカを海岸で拾って食べたイカニッコさん(@ironmaiden5415)のレポートが大きな注目を集めている。
いかにイカとは言え、かなり得体のしれないジャンルの生命体を口に運んでしまったそのチャレンジ精神にSNSユーザー達からは
「食べる勇気すごいなぁ…病気とか寄生虫とか怖くて食べれない」
「え?!食べちゃったのね?wwしょっぱいのか…いいツマミになりそう…」
「"ダイオウイカを食った事がある"は素晴らしい勇者の称号ですね。羨ましいです!」
など数々の称賛のコメントが寄せられている。
イカニッコさんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):ダイオウイカを発見された場所をお聞かせください。
イカニッコ:発見した場所は鳥取県沿岸です。
中将:ダイオウイカを食べようと思われたきっかけをお聞かせください。
イカニッコ:新鮮なダイオウイカを食べることなんて、一生に一度の経験だと思い、知的好奇心に負けて食べました。
中将:チャレンジ精神に感服でございます。ダイオウイカの味わいの特徴をお聞かせください。
イカニッコ:ダイオウイカは味が薄く塩辛かったです。にがりっぽい味もします。しかし、確かにイカの味はしました。
中将:あんまり美味しいものではないんですね…。
イカニッコ:刺身では到底美味しく食べられませんでした。でも酢で締めてから真水で塩抜きして焼くと、だいぶ塩辛さや臭みが抜けました。
中将:加工して初めて真価を発揮するタイプなのでしょうか。今、スルメも作っておられれるということなので結果が楽しみですね。
SNS上では数々のコメントが寄せられていますが、今回の反響へのご感想をお聞かせください。
イカニッコ:ダイオウイカが打ち上がるぐらい山陰ではよくあることかと思っていたので予想外でした。
◇ ◇
イカニッコさんはYouTube上でもダイオウイカを焼いて食べる模様を紹介している。読者のみなさんも今後の人生でダイオウイカを食べる機会はなかなかないと思うので、この機会にぜひご覧いただきたい。
なお、ダイオウイカとはまったく関係ないが、イカニッコさんは"三度の飯よりアコーディオンが好き"というほどのアコーディオン愛好者ということで、演奏人口減少、メーカー廃業など深刻な不振の続く業界の行く末を案じておられた。
なかなか身近に接する機会は少ないかもしれないが、アコーディオンは他の楽器にはけっして出せない独特のサウンドを持つ魅力的な楽器。ポップス界でも、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)のオープニングテーマを担当したチャラン・ポ・ランタンなど、大いにその魅力を感じる事のできるアーティストがいるので、ぜひ多くの方に興味を持っていただきたいものだ。