銘菓「鳩サブレー」で知られる創業・明治27年の豊島屋(神奈川県・鎌倉市)。同店は公式Instagramアカウント(hato.0810.36)で1月11日、「緊急事態宣言発令中限定でECにて『鳩グッズ』をお買い求め頂けるよう、本日10:00よりオープンさせて頂きます」と発表。通常、鎌倉本店でのみ発売の「鳩グッズ」がオンラインで買えるとSNSで話題です。
「鳩グッズ」こと「鳩これくしょん」は同銘菓から生まれたキャラクターグッズ。コロナ禍の今、オンラインでの期間限定発売にこめる思いを、同店広報担当の宮井通昌さんに伺いました。
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――コロナ禍の今「鳩グッズ」を期間限定オンライン販売するに至った経緯を教えてください。
「鳩グッズ」は本来、鎌倉へお越し頂きたく、本店限定販売とさせて頂いております。普段、鎌倉には多くの方がお越しになり、「鳩グッズ」のために遠方より来られる方もおられます。が、コロナ禍で鎌倉に来たくても来られないお客様の為に、緊急事態宣言中のみ、特別にオンラインショップで販売させて頂きました。
――グッズ制作におけるこだわりは?
「鳩グッズ」はすべて今の4代目社長が考案作成しています。ネーミングを含め手に取ってクスッと笑ってもらえるものを作っています。女性のお客様に喜ばれる商品に仕上がっているのが魅力のように思います。
――今回の期間限定オンライン販売で人気の商品や、印象的なコメントなどありましたら、教えてください。
人気商品は「鳩サブレ―」そっくりの根付(ストラップ)「鳩三郎」ですかね。また、週替わりでお薦めの商品を販売させて頂いており、1月18日からの1週間のみ販売させて頂いた携帯ミラー「鳩妻鏡(ハトミラー)」が人気でした。
コメントとしてはやはり鎌倉に行かないと買えなかったものが、買えて有難いし、嬉しいというものが多いです。
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購入したグッズについては「実際に見て、触って頂き、癒されてください」ともいう宮井さん。コロナ収束の際にはぜひ本店で、銘菓とともに「鳩グッズ」を選ぶ楽しさを味わいたいですね。
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豊島屋オンラインショップ https://www.hato.co.jp/toshimaya/