「生姜は冷蔵庫に入れないで 生姜は冷蔵庫に入れないで 生姜は冷蔵庫に入れないで #大切な事なので3回言います 常温保存して下さい」
執拗に生姜の常温保存を求める投稿がTwitter上で大きな注目を集めている。件の投稿の主は埼玉県蕨市、川口市に店舗を構える生姜専門店「GINGER FACTORY」。
近年、その豊富な健康成分で注目を集めている生姜だが、その保存方法までは正確に知らなかった人が多いようで、GINGER FACTORYの投稿に対しTwitterユーザー達からは「チューブ式のやつとかすでにすりおろしたやつ、また紅しょうがなども常温保存したほうがいいのでしょうか?ちょっと気になりました」「カビるのが嫌で冷蔵庫入れてたのにカビてる事が多かったのは"冷蔵庫にいれたから"なんだね。たしかに町の小さな八百屋さんは常温で売っていたし、生姜漬けたやつは常温保管している。」「水につけて冷蔵庫で保存って習ったんですが違うんですか!?」など数々のコメントが寄せられている。
今回の投稿についてGINGER FACTORYのご担当者にお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):とても印象的なツイートでしたが、どのようなきっかけで投稿されたのでしょうか?
担当者:たまたま「 #大切な事なので3回言います」と言うハッシュタグが話題になっていたので、思い付きでツイートしたんです。こんな大反響になるとは思ってもみませんでした。
中将:でもおかげで生姜ファンの方にとっては良い気付きになったみたいですね。世間ではあえていろんな保存方法を試している方がいるみたいで…。
担当者:実は常温保存で全然大丈夫なんです。生姜は寒さに弱いのでむしろ冷蔵しないほうがいいんです。現在「いいね」が10万個ついて、コメントもたくさんいただいてるんですが、生姜の常温保存を知らない方があんなに大勢いることに驚きました。八百屋やスーパーマーケットにお勤めの方からも何件か「詳しく教えてほしい」というお問合せをいただいています。
中将:仕事で生姜を取り扱っている方でもご存知ないんですね!なぜそんな状況になっているのでしょうか…。
担当者:そもそも物流の時点で必要ないのに冷蔵してしまうので、販売業者にも「生姜は冷蔵する」というイメージが出来上がってしまっているのだと思います。今回の投稿がきっかけで少しでも状況が変わっていけばいいのですが。
「生姜専門店GINGER FACTORY」関連情報
公式サイト:https://ginger-factory.net/user_data/tenpo.php
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生姜に限らず、いつの間にかイメージが先行して無駄な手間をかけたり見落としてしまっていることは世の中にたくさんある。物事に対しより正確な知識と公平な視点を持てるよう努めたいものだ。
なお、常温保存が基本の生姜だが、ガリなどの漬物やチューブ入りの商品は冷蔵庫で問題ないということ。生姜の保存方法はGINGER FACTORYのYouTubeチャンネルでも詳細に解説されているので、ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。