「生きている黒柴くんは、ど~れだ?!」彫刻がリアルすぎて、どっちがどっちかわからない!と話題

太田 浩子 太田 浩子

 「最近愛犬が、自ら彫刻に寄せていく。。」というツイートが話題になりました。その写真には、黒柴が5匹と猫、うさぎ、アルパカが写っています。ナチュラルなポーズが印象的な動物たちは木彫りの彫刻…なんですが、1匹だけ本物の黒柴・月くんがまぎれているんです。さて、ど~れだ?

 リプ欄には「実物は奥でワオーンっていってる子ですね!」「何がなんだかどれがどれだか」「演技派」「あの、一番手前が彫刻ですか⁇」「すごいイッヌがいっぱい!!…と思ったら生きてるのは一匹だけなんですね|ω`)」「あのアルパカは・・本物・・・?」「全部生きてますよね?(笑)」と2万リツイートと12.7万いいねがついています。

 アトリエの持ち主で月くんの飼い主の「はしもとみお」(@hashimotomio)さんは、楠で動物をつくる木彫り彫刻家です。アトリエは築80年の古民家で、彫刻の雰囲気にぴったりでとてもステキ。彫刻の真似をすると、はしもとさんにかまってもらえる!と学習した月くんは、ほかにもいろいろなところで彫刻にまぎれ込んでいます。そのため「リアル月くんを探せ」がシリーズ化!? 彫刻だけの写真なのに、リアル月くんが見えちゃう人も(笑)。

 ほとんどの動物は人間より先に死んでしまうから…ひとつひとつの大切な命そのものを彫刻にしたいというはしもとさん。作品は、大型のクマから手乗りの犬猫までさまざまですが、目の前で生きていたその瞬間が、肖像彫刻として表現されています。現在は新見美術館(岡山県新見市)で個展開催中です(9月6日まで)。

■はしもとみお公式サイト http://kirinsan.awk.jp/

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