箱のふたを開けると…「ビヨヨ~ン!!!」。変な顔のオバケが飛び出すのまで浮かんできそう…ですが、今SNSで話題になっているのは炊飯器の壊れたボタン。そう、あのふたをカチっと開けるやつです。その、なんとも昭和な壊れっぷりには、製造元のメーカーも含め、称賛(?)の声が続々と届いているそうです。お話を聞いてみました。
ツイートしたのはとまう(@ s_tomau)さん。「ウチの炊飯器が壊れてるんだけど、バネ飛び出して壊れてる表現する家電がこの時代にいることが嬉しすぎてそのままにしてる」と写真付きでツイートしたところ、4.8万件のリツイートと、20.1万件のいいねを集めています。
―この炊飯器はいつから使われているのでしょう
「3年前くらいに新古品として知人から譲り受けました。2日に1回はご飯を炊いていました」
―いつ、どんな状況で壊れたのですか?
「先日ご飯が炊けたので、ふたを開けるためラッチボタン(というらしいです)を押したところ勢いよくボタン自体が飛び出してひっくり返り、その下についていたバネが露出しました。初見で思わず笑ってしまいましたが、本当に漫画みたいにバネが飛び出し『ビヨヨ〜ン』という音も聞こえた気がします(笑)」
さらに、リプライ欄には「ウチの子もそれ状態」「これは不良でも故障でもない、仕様だ」と写真が届き、「テープで貼る」「ペットボトルのお茶で重しにする」など対処法も次々と。この状況に、とまうさんの炊飯器の製造元のシャープ公式からも「ご迷惑おかけして申し訳ありません。昭和のマンガみたいで、重ねてお詫び申し上げます」と陳謝した上で、修理の案内を伝えるリプも寄せられました。