目を引く写真と見立てで激突!地元愛あふれる大喜利でガチンコバトル「ちいきいと」

山本 明 山本 明

今回の司会者は2人。初回から司会を担当しているという宝塚のフリー編集者、岩淵拓郎さんと、神戸市役所の川瀬葉月さん。また、本日のプレゼンテーターは「尼崎担当」の大迫力さん(編集プロダクション・株式会社140Bの編集者)、「兵庫区西出町・東出町担当」の三宗匠さん(i’ma店主)、「長田区駒ヶ林町担当」の角野史和さん(一級建築士・まちづくりコンサルタント)です。

そんなこんなで2時間半くらいかけて、30枚の「画像と見立て」が全て発表されました。ちなみにフライヤーには「大喜利頂上決戦」とはあるものの、どのプレゼンテーターが一番!という格付けは一切なし。「みんな一等賞!」ともいうべき和やかさのうちに閉会、となりました。

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最後に「ちいきいと」初回から広報協力として携わってきた神戸市役所の本田亙さんにこのイベントへの想いを聞きました。

「何かお題、を出すことで、まちの見方が変わってくる、と思うんです。例えば『丸』っていうお題だとしますよね。そしたらプレゼンテーターはまちなかの『丸』を探しはじめる。それはマンホールかもしれないし、人の顔かもしれないし、あるいは美味しいお店の料理の味そのものが、その人にとっては『〇(まる)』なのかもしれない」

「そういう意識を持つことで、日常の中で見落としていたものが発見されやすくなる。自分がつまらないものだと思っていたことでも誰かにとっては青い鳥かも。その発想をこういう場で共有することで、まちの新しい魅力にも気づけるし、その土地に『行ってみたい』と思ってもらえたらな、と願いながら続けています」

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