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親からはぐれた?衰弱した子猫を見守りながら途方に暮れていた中学生 「私が保護していいですか?」つながった命のリレーは今

鶴野 浩己 鶴野 浩己

「夜スーパーに行き車から降りると子猫の鳴き声が聞こえてきました。鳴き声の方に行くと学生の男の子が子猫を見守っていました」――。そんなテキストが添えられた投稿が、Instagramで注目を集めています。

登場するのは、生後約2週間の子猫「はなちゃん」(女の子)です。

投稿主の「もりくろ(@mori.kuro1019)」さんによると、はなちゃんは夜のスーパーの駐車場で、中学生の男の子に守られながら鳴いていたそうです。

「学生さんは、はなちゃんが車道に向かって歩いていくので、心配で離れられなかったみたいです。でも、連れて帰ることもできず、どうしようか悩んでいました」

「困っている動物は見過ごさない」をモットーに、これまでも猫を保護してきた投稿者さん。「私が保護していいですか?」と尋ねると、学生はとても安心した表情になったといいます。

「はなちゃんの鳴き声が少し弱っていたので急いで車に向かったのですが、学生さんもそれについてきて、大きな声で『ありがとうございました!』と言って頭を下げてくれました。どうすればいいのか悩み続けて、つらかったんだと思います。『安心してね』と伝えてお別れしました」

保護したはなちゃんは脱水状態で、哺乳瓶からミルクを飲む力もなく、うんちも砂の塊のようなものがポロポロと出ていたそうです。

「過酷な環境で生きてきたんだなと涙が出ました。その日はシリンジで少しずつミルクを飲ませ、翌日に動物病院を受診。そこからはみるみる元気になり、よく鳴く甘えん坊になりました」

投稿主さんの家には3匹の先住猫がいますが、はなちゃんは猫たちにぐいぐい甘えに行くのだそう。投稿主さんにも、おもちゃをくわえてきて遊びを催促したり、トイレまでついてきたりと、甘えん坊ぶりを発揮しています。

はなちゃんとの出会いの1日をまとめた投稿は2700件超えの「いいね」を集め、「その男の子に拍手です。優しさの連鎖に胸がいっぱいになりました」「やさしい男の子ですね」といった声が寄せられています。

はなちゃんは里親を探さず、投稿主さんの家族として暮らしていくそうです。

「今回の命のリレーが、学生さんにとっていい経験になればいいなと思っています。また、私自身もはなちゃんという大切な家族が増えて幸せです。これからも困っている動物のために、自分にできることを考え、行動していきたいと思います」

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