仕事で疲れた妻から「今日は外食か総菜でもいい?」とLINEで連絡を受けた夫は、妻をねぎらおうと仕事を急いで片付けて定時で上がり、好物の麻婆豆腐と餃子を作って帰りを待ちました。帰宅した妻は、食卓に並んだ夫の手料理に驚き、「本当に幸せ」と喜んだそうです。YouTubeの動画は35万回以上再生され、「仕事から帰って食事ができてるって最高」「優しすぎるわ」といった声が寄せられています。
動画を投稿したのは、54歳の妻と33歳の夫による21歳差夫婦の日常を発信するYouTubeチャンネル「イサムとみどり」(@ISAMUtoMIDORI)です。2年前に入籍した2人について、みどりさんは「普段はとにかく私にべったりなイサム。お料理中もソファでくつろいでいるときも、常にくっついてきます。そんな年下夫ではありますが、頼りになる部分が多いので、私も甘えることが多いです」と話します。
今回のサプライズのきっかけは、いつものLINEのやり取りでした。
「今日は疲れているから外食か、スーパーのお惣菜でもいいか」というみどりさんの連絡に、イサムさんはねぎらいの言葉を返しつつ、料理を作ることは秘密にしました。仕事を急いで片付けて定時で上がり、スーパーへ直行したといいます。
「妻が疲れていたら、僕が作る。マッサージもしてあげたい。早めに寝かせてあげたいから、帰宅後の家事は全て僕がやろうと決めたんです。妻の喜ぶ顔が見たい一心でした」
夜ごはんに選んだメニューは、みどりさんの大好物である麻婆豆腐と餃子です。スマホでレシピを調べながら作ったそうですが、作り方がわからなかった餃子には苦戦したといいます。追い調味料として韓国の辛味調味料「ヤンニン」と片栗粉を加え、とろみと辛みをアップさせる工夫もしました。
帰宅したみどりさんは、食卓に並ぶ夜ごはんを見て、驚いた表情を浮かべました。その瞬間を、イサムさんは「よっしゃ―って、心の中ではちきれんばかりのガッツポーズです。あとは、妻よ、かわいいなーってただそれだけです」と振り返ります。
2人で手を合わせて食べ始めると、みどりさんは「うれしい。本当に幸せ。忖度抜きで本当においしい。どうやって作ったの?私にも教えて」と喜んでくれたそうです。動画の最後には、みどりさんが「まいう〜!」と声を上げる場面もあります。初めてこの言い方をしたときに、イサムさんが「『まいう〜!』が好き」と伝えて以来、毎回やってくれるのだそうです。
イサムさんが投稿文に添えた「喜んでくれるその一瞬が、僕の何よりの生きがい」という言葉には多くの反響が集まりました。しかし、本人は当初、なぜこれほど反響が集まるのか分からなかったといいます。
「妻のことを思うあまり、お料理も洗濯も掃除もなんでもこなすのは、僕にとっては普通なんです。当然のことをしているのに、なぜこんなにも感動してもらえるのか、最初は分かりませんでした」
その話をみどりさんにすると、「こんなにも妻思いで、優しい旦那様は世の中になかなかいないよ。すごく珍しいよ」と言われたそうです。
「僕からしたら当たり前なことも、決してそうじゃないって思えた瞬間でもありましたね。僕たち夫婦の愛のカタチを、これからも紡いでいきます」