お寺に嫁いで半年になる女性が、朝の支度のために廊下を行き来するたび、2匹の猫が後をついてきます。女性が歩きだすと、まず1匹がトコトコと後を追い、少し遅れてもう1匹も小走りでついていきます。 2匹の毎朝の様子を「ストーカー猫さんたち」と題してInstagramに投稿すると、「最高じゃん、こんなストーカー」「こんなうらやましいストーカーはじめて」といった声が寄せられ、2.4万件のいいねを集めています。
動画を投稿したのは、岐阜県大垣市にある禪桂寺のInstagramアカウント(@ogaki.zenkeiji)を運営する女性です。お寺に嫁いで半年になる投稿者によると、2匹が後ろをついてくるのは毎朝の日課になっているといいます。
動画では、投稿者が廊下を歩きだすと、まず1匹が小走りで後を追います。少し遅れて、もう1匹もついてきます。
猫たちは午前11時ごろになると昼寝を始めるといい、それまでは投稿者が移動するたびについてくるそうです。
2匹のうち1匹は、投稿者がお寺に嫁ぐ前から一緒に暮らしてきた猫です。今も投稿者と同じ布団で腕枕で眠ったり、ひざの上に飛び乗ってきたりするといいます。
後から家族に迎えたもう1匹も、いつの間にか投稿者の後をついてまわり、同じ布団で眠るようになったそうです。
どこへでもついてくるため、投稿者は本堂へ向かう際、外への飛び出しを防ごうと1匹を抱いて移動するそうです。
「肩に乗ってくることもあるため、外へ出ないよう様子を見ながら扉を開けるようにしています。また、お寺は窓が多いため、網戸は突っ張り棒で固定したり、ガムテープを貼り付けたりして、猫が開けられないように工夫しています」
動画には、「きっと優しいお嫁さんでしょうネ。猫には分かるんですよ」といったコメントも寄せられました。こうした反響について、投稿者は次のように振り返ります。
「大変うれしく思いました。日々の暮らしを楽しみながら、お寺のことももっと頑張ろうと思いました」
猫たちとの日常を発信する背景には、お寺を身近に感じてもらいたいという思いがあるといいます。
「お寺になじみがなく、近寄りがたいイメージを持たれる方も少なくないと思います。しかし、昔はお寺に人が集まっていたものです。少しでも身近に感じていただけたらと思い、私たちと猫との日常を発信しております。Instagramというインターネット上でできた『ご縁』を大切にし、これからもお寺の日常を発信させていただきます」
また投稿者は、「現代ではペットも家族の一員です」と話します。禪桂寺では一部を除き、境内や本堂をペットと一緒に参拝できるといいます。
今年は境内に「大垣樹木葬」を開園しました。お寺やお墓への暗いイメージを過去のものとし、「明るい先祖供養」ができる場にしたいという思いがあるといいます。四季折々の植栽に囲まれ、眠る故人とお参りに訪れる人の双方が、心安らかに手を合わせられる場所を目指しているそうです。
【禪桂寺さんの大垣樹木葬】
▽ホームページ
https://ogaki-zenkeiji.jp/
▽Instagram
https://www.instagram.com/ogaki_zenkeiji/