株式会社ライボの調査機関『Job総研』が行った「2024年ビジネスマナー実態調査」によると、ビジネスマナーは「必要だと思う派」が88.7%と大多数を占めました。
ビジネスマナーだと思う項目に関しては、一番回答者が多かったのが「出/退社時の挨拶」、次いで「社外への敬語」「社内への敬語」と、上位3つが「挨拶・敬語」という結果になりました。
このように、ビジネスにおいて挨拶や敬語はとても大切。しかし、もし見知らぬ相手から、仕事中にそのどちらもが欠けた連絡を受け取ったとき、あなたならどうしますか。
突然飛んできたチャットに驚愕
「ある日、他部署の知らない社員からチャットが飛んできたんですよ」。大阪府の企業で働くT男さん(30代・男性)は語ります。PCの通知画面を見て、T男さんは思わず我が目を疑いました。
「『〇〇の資料どこにあんの?急ぎなんだけど』って…。挨拶もなく、完全なタメ語。なんだこいつ、と思いました。普通なら無視するか、注意するところですよね」
ただ、その時はなぜだか少しイタズラ心が湧いたらしいT男さん。あえて、相手と同じテンションで軽快にキーボードを叩きます。
「『資料なら◎◎のフォルダだぜ!アバヨ!』って、ノリよく返してやったんです」。タメ語チャットに、こちらもタメ語で返しました。すると数分後、返信が届きました。
顔も知らない相手から、返信が…
「『大変申し訳ございません。送信先を誤っておりました。私の極めて軽率な不注意によりご不快な思いをさせてしまい…』と、結構な長文で平謝りされました」。どうやら、親しい同期宛ての砕けた連絡を誤って送信していたようです。
「なるほど、そういうことか、と納得しましたね。しかも、チャットでの謝罪を受け取った後に、直接謝りに来てくださって。逆にこっちが申し訳なくなってしまって『お気になさらないでください!こっちもふざけてしまってごめんなさい』と慌ててフォローしましたよ」と、T男さんは苦笑い。
「自分も送信ボタンを押す前には、宛先を絶対に確認しようと心に誓いました」と締めくくられました。
他にも「あるある」!冷や汗モノの誤送信エピソード
取材を進めていくと、似たような悲劇があちこちで起きていることがわかりました。他にも、当事者になれば冷や汗が止まらない「誤送信エピソード」をご紹介します。
・「部署での会議後。社内チャットで『今日の会議、マジで眠かったね』と同期に送ったつもりが、まさかの部署全体グループに誤送信したんです」直後に部長から「次は面白い会議にします」と返信が来て、冷や汗が止まりませんでした…」(20代・女性・会社員)
・「『妻に内緒で買った高い釣り竿、バレて3時間も怒られた…』私的な愚痴を釣り仲間の友達に送ったはずが、なにを間違ったか取引先の担当者へ送ってしまいました。幸い相手が笑って許してくれたものの、寿命が縮む思いでした」(40代・男性・自営業)
指先ひとつで、瞬時に言葉が遠くへ届く現代。便利だからこそ、ちょっとした不注意が大きな波紋を呼ぶこともあります。このメッセージ、本当に宛先は合っているか。たった一度の確認だけで、良好な人間関係を守れることもあるかもしれないですね。
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【出典】Job総研/株式会社ライボ
▽2024年ビジネスマナー実態調査