閑散とする駅のフリーペーパーラックがSNS上で大きな注目を集めている。
「フリーペーパーが死滅したからあらゆる駅の良い場所に死にスペースができてる。これ何とかならんのか」
とその模様を紹介したのはかずお君さん(@kazuo57)。
かつてはさまざまなフリーペーパーが置かれていたであろう駅のラック。通路に面し、ある意味で一等地と言えるスペースだが、今ではからっぽのまま放置されるばかりだ。
かずお君さんに話を聞いた。
ーー今回、撮影された場所は?
かずお君:新宿駅の丸ノ内線側の通路にある一角です。よく利用する通路なのですが、ふとラックが並んでいるスペースに目がいき撮影しました。
ーーこういった光景をご覧になったご感想を改めて聞かせてください。
かずお君:私はもともとフリーペーパーが好きで、街で見かけるとよく手に取って読んでいました。しかし最近、さまざまなフリーペーパーがどんどん廃刊になっていくというニュースを目にする機会が増え、「そういえば街中であのラックを見かけることも少なくなったな」と感じていました。
かつては求人誌やタウン情報誌などがぎっしり詰まっていたラックが、今は何も入っていない「死にスペース」になっている光景を目の当たりにして、時代の流れとはいえ少し寂しさを覚えました。
ーーご投稿に対し大きな反響が寄せられました。
かずお君:「R25」や「ホットペッパー」など、かつて一世を風靡したフリーペーパーの名前を挙げ、時代の変化に寂しさを感じるという共感の声が多く寄せられました。
最も多かったのが「このスペースを何かに使えないか」という大喜利のようなアイデアです。具体的には、ガチャガチャ(カプセルトイ)の設置、モバイルバッテリーのレンタルスタンド、デジタルサイネージへの転換といった現実的なものから、立ち寝用の仮眠スペース、野菜の無人販売所、本を置いて貸し出しや交換を行うスペース、さらには鶏を飼育するといったユニークなものまで多様な意見が集まりました。
「公衆電話のスペースが消えた時と同じように駅の様相が変わった」「紙の配布が減っただけでなく、駅の一等地から『情報を置く場所』自体が消えているのが大きい」といった指摘もありました。かつて当たり前だった駅の物理的なインフラが、SNSの普及やデジタル化によって徐々に姿を消していく現状に対し、感慨深く受け止める声も見られました。
◇ ◇
SNSユーザーたちから
「もういっそフリーペーパーのお墓にしちゃう」
「売れ残った同人誌の無料配布とか。 ほら、薄さは似てますし・・・」
「東京は金儲けにならないスペースを許容しないグロテスクな都市なのでちょっと腰掛ける場所とかにはならないんだろうな」
「そしてここぞとばかりに入って来るガチャガチャ」
などさまざまなコメントが寄せられた今回の投稿。読者のみなさんは最近、フリーペーパーを手にしたことがあっただろうか?
【かずお君さん関連情報】
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