結婚したいと思っていなくても、未婚のまま30歳を過ぎるとなんとなく焦りを感じる人も多いでしょう。漫画家の小松良佳さんも結婚への焦りから、34歳の時に婚活を始めたそうです。婚活を始めてから今の夫に出会うまでのエピソードを描いた漫画『私の婚活』では、30代女性のリアルな婚活事情を垣間見ることができます。
作者は34歳の時、結婚への焦りを感じて婚活をスタート。街コンやネットの婚活サイトを利用してみましたが、恋愛には発展しませんでした。
その後、いったん婚活から遠ざかったものの、37歳の時にある婚活漫画との出会いをきっかけに結婚への想いが再燃します。作者は本気で婚活と向き合うことを決意し、有料の結婚相談所に入会しました。
作者は結婚相談所を通して何人かの男性と会いました。ところが、話が合わなかったり生活リズムが違い過ぎたりという理由からなかなか交際につながりません。
限られた時間の中で婚活相手を見極めるのは難しいと感じた作者は、自分のことをさらけ出せば相性の良い男性に出会えるのではないかと考えました。そこで、結婚相談所のプロフィールで自分がオタクだとカミングアウトすることにしました。実は作者は、これまで漫画が好きなことを隠して婚活をしていたのです。
カミングアウトした後、結婚相談所のスタッフからある男性を紹介されました。その男性は小説を書いているそうで、実際に会って話してみると漫画家である作者と共通の話題も多く、楽しい時間を過ごすことができました。次の本屋デートでも趣味の話で意気投合し、作者はプロフィールに正直に趣味を書いてよかったと実感するのでした。
その後、デートを重ねるうちに男性の優しさや考え方に魅力を感じ、出会いから3カ月で結婚を決めました。今は夫婦として、お互いに助け合いながら楽しく暮らしています。作者は夫と支え合った日々を思い出しながら、婚活をしてよかったと振り返るのでした。
読者からは「素敵なご縁」「幸せな気持ちになった」などのコメントが寄せられています。そこで同作について、作者の小松良佳さんに話を聞きました。
最初にゆずれない条件を決めると、迷う時間を減らせる
-この作品を描こうと思ったきっかけを教えてください。
婚活をやりたいと思っているけど躊躇している人の背中を押すためと、婚活中にどんなことがあったか記録に残すためです。
-婚活をしていて、特に大変だったことはなんでしたか?
短時間でお相手との相性を見極めなければならないことです。婚活を始めたのが30代後半だったので、先につながらなそうなら、ずるずる長くお会いするのはお相手のためにも自分のためにもならないと思い、早めに判断していました。
また、話すのが苦手なので気持ちを盛り上げて、頑張って話すのも大変でした。
-これから婚活を始めるとしたら、まず何から始めるとよいと思いますか?
婚活中は迷うことも多いので、自分の「ゆずれないこと」をはじめに決めておくと自分を大事にしつつ婚活するための、ぶれない判断材料になると思います。
婚活に真剣な人が集まる相談所に、思い切って登録してみるのもありかと思います。
-これから婚活を頑張りたい人にメッセージをお願いします。
婚活はいろいろな人と会って大変ですが、結婚は相性だと思うので、我慢せず、早めに自分の好きなものを伝えたらいいかと思います。
私が締め切り前に漫画ばかり描いて、家事がおろそかになるのを受け入れられない人もいると思うのですが、「根性がある」と思ってくれる人もいます。
その辺は人によって違うのであまり深刻にならず、合わない方は相性が合わなかったのだなと切り替えて、あなたを大事にしてくれる人、あなたを尊重してくれる人、辛い時に助け合える人と出会えるよう願っています。
<小松良佳さん関連情報>
▽X(旧Twitter)
https://x.com/yoshika_komatsu
『ビットとラチェの魔法学校』
▽コミックノーラ(Gakken)で連載中
https://nora.gakken.jp/comic/page-schoolofmagic/
▽第1巻(Amazon)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0H9R21VLZ/
▽読み切り作品『ビットとラチェの魔法試験』(コミックノーラ)
https://nora.gakken.jp/comic/page-bitrache/
▽著書および挿絵担当一覧(Amazon)
https://x.gd/6w7dH