「12時になったぞ」「15時になるけどコーヒーいるか」「定時だぞ」。帰省して実家でリモートワークをしていたら、父親が“時間を告げる妖精”になっていて思わず笑ってしまいました。
そんな父の様子をつづったX投稿が296万回以上表示され、話題を集めています。投稿者のMisa Osadaさん(@OsadaMisa)に、当時のことを聞きました。
父の世話焼きに共感の声…職場にも“妖精”が
Misa Osadaさんは、水産系の研究機関に勤める29歳の研究者。普段は夫と2人暮らしで、2カ月に1回くらいは実家に帰り、土日をはさんで4日ほど滞在することが多いそうです。父親が時間を告げるようになったのは、Misa Osadaさんが大学院を卒業してフルタイム勤務になったころから。「わりといつも声をかけられています。部屋の温度とかも聞かれますね。なんか世話を焼きたいんだと思います」と話します。
「時間を告げる妖精」という表現が浮かんだのは、投稿の文章を考えているときだったそうです。
この投稿には、温かい声が相次ぎました。「大人になって働いていても、親から見ればいつまでも『気にかけてあげたい子ども』なんだなと心が温まりました」
同じ経験をしたという人からも、反応が届いています。「ウチもです!笑 打ち合わせ中だったらいけないからと、ドアの隙間からコーヒーやらクッキーやらが届きます」「私もリモートワークだけどマジでお父ちゃんが時報になってる」「どこの家のパパも一緒なのね。わたしも実家帰って仕事するとおんなじおもてなしを受ける」
中には、同じ光景を見ていたという人も。「わたしも一時期実家でフルリモ(フルリモート勤務)してたら、スキンヘッドで色黒の妖精さんがドアからひょっこりはんして時間を告げ、静かに消えていってた毎日を送ってたけど見間違いじゃなかったんだ…」
家庭だけの話でもないようで、「私の上司がこれで、残業してたら『もう18時です!今日は何時に帰る?』って30分置きくらいに声かけてくれる」という声も寄せられています。
「私もそんな妖精になりたい。娘が実家に寄り付いてくれるかな」と、父親の側から共感する人もいました。
「世界に平和をもたらしたな」父の反応
父親は楽しそうに声をかけてくるそうです。SNSはやっていないものの、投稿が伸びたことを伝えると、「世界に平和をもたらしたな」と喜んでいたといいます。
反響については、「こんなに伸びるとは思いませんでしたが、親世代と娘世代のどちらにも共感してもらえる内容だったのかな、と思いました」と振り返るMisa Osadaさん。それぞれの実家の温かさを思い出すような反応が多かったようです。
父親にとっては、娘が家で仕事をしている数日が特別な時間なのかもしれません。投稿の最後にMisa Osadaさんはこう書き添えていました。「ありがとうね」