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滞在3年目でもフランス語は2歳児レベル 化粧品店で直面した買い物のハードル 窮地の作者の前に現れた神様のような店員【漫画】

海川 まこと 海川 まこと

異国で暮らしていると、言葉の壁に戸惑う場面は少なくありません。そんなとき、何気ない親切に心が支えられることもあるようです。

pekoさんの作品『フランス3年目にもかかわらず、まだフランスでコスメを買った事がない。』フランスでの暮らしのなかでの心温まる出来事が描かれ、Instagramで注目を集めています。

作者はフランスで暮らし始めて3年目に突入していました。しかし、これまで現地でコスメを購入したことはなかったのです。そこでとりあえず見に行ってみようと考えた作者は、化粧品店へ行くことにします。

普段は日本から持参したマット系のコスメを愛用している作者ですが、「どうせこっちで買うなら」と、グリッターや偏光ラメがたっぷり入った華やかなアイシャドウを探しているようです。

店に入ると、店員からフランス語で声をかけられましたが、作者はうまく返答できません。これによって焦ってしまった作者の様子を見て、店員はその場を離れてしまいます。すると別の店員が近づき、優しく声をかけてくれたのです。

作者が拙いフランス語で探している化粧品について伝えると、その店員は話を丁寧に聞いてくれ、似合いそうな商品をいくつも試してくれました。さらに「今日のスカートにとても合ってるわね!すごいかわいい!」と、温かい言葉もかけてくれたのです。

この出来事を振り返り、作者は1人目の店員のように、言葉が十分に通じない相手への対応に困って立ち去ってしまうことも「普通」の反応だと受け止めています。その一方で、2人目の店員のように、気持ちをくみ取り寄り添ってくれる人については、「その人のハートをサクッと切り分けてプレゼントされた気分になる」と表現するのでした。

読者からは「私も何度、無視されてきたことか…」や「アイシャドウもキラキラで、とってもかわいい!」など共感の声が多くあがっています。そんな同作について、作者のpekoさんに話を聞きました。

「魔法をかけてくれそうな色」というコメントがとても心に残っています

ー同作を描かれたきっかけを教えてください。

現在、フランス生活3年目になりますが、体は30代の大人なのに、フランス語話者としてはまだ2歳児のような状態でして……(笑)。

大人になってから、これほど毎日できないことや新しい壁に直面することって日本にいたらなかなかない経験なので、そのもどかしさも、今回のように現地の方の優しさに触れて救われたありがたさも、自分の人生の記録として形に残したいと思い、描きました。

ー同作に寄せられた声で印象的なものがあれば教えてください。

冷たい店員さん、すごく優しい店員さんなど、様々な経験談がたくさん集まりました。

フランスには「お客様は神様」という文化がなく、店員と客は良くも悪くも「対等」ですのでこういった体験が集まるのかなと思います。

​また、購入したアイシャドウに対して「魔法をかけてくれそうな色」というコメントをいただいたのが、とても心に残っています。まさにその通りで、このお化粧をすると、現地で生活する上でほんの少し勇気がもらえるんです。

ーフランスでの生活の中で、「買い物のハードル」を感じた経験は他にもありましたか。

世間一般では「フランス人は英語を話さない」というイメージがあるかもしれませんが、現在は観光地や若い世代の方を中心に英語がよく通じます。

私は英語が苦手で、フランス語の方がまだ分かるという少し珍しいタイプな上に、緊張すると少しどもり気味になってしまうため、英語に切り替えられることが多いです。「お店で、最初から最後までフランス語だけで会話を完結させる」ということ自体が、私にとってはとても高いハードルなんです。

<peko フランスゆるログさん関連情報>
▽Instagram
https://www.instagram.com/toeicip_150/
▽ブログ『私と夫のゆるログ  ゆるゆる忘備録』
https://peko05.blog.jp/

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