tl_bnr_land

夫婦の約8割が「夫婦別空間」を支持 いま話題の新・間取り基準「LDK+M」とは

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

近年、家族団らんの「LDK」に加え、自分だけの集中空間「+M(メンタルパフォーマンス(メンパ)空間)」を確保する新しい暮らし方が注目されています。女性向けキャリアスクール『SHElikes(シーライクス)』を運営するSHE株式会社(東京都港区)と株式会社オープンハウスグループ(東京都千代田区)が実施した「ライフステージ変化に伴う、キャリアと住環境」に関する意識調査からは、現在の住環境に対する悩みや、理想の住まいに求める条件についてのリアルな本音が浮き彫りとなっています。

調査は、関東1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)に在住する働く男性100人、および同地域在住の同スクールの女性会員106人を対象として、2026年5月にインターネットで実施されました。

調査によると、現在の住環境において「仕事や学習などのメンタルパフォーマンス(メンパ)の低下を感じている」とした人は全体の51.0%。特に女性では63.2%(男性の約1.7倍)と高く、多くの人が自宅環境に課題を抱えていることが明らかになりました。

主な要因として挙げられたのは「通勤時間の長さ」(48人)や「独立した集中スペースの不足」(46人)。特にLDK(リビング・ダイニング・キッチン)のようなワンフロア型の空間では、家事の視覚ノイズや生活音が集中を削ぐ一因になっている様子が見て取れました。

そうした中、夫婦関係を良好に維持するためにあえて物理的な距離を保つ「戦略的夫婦別空間」に対して、全体の78.6%が肯定的な回答をしており、不仲だから離れるのではなく、「お互いのキャリアや時間を尊重し、個の集中空間や聖域を守る」という前向きな意図から別空間を設ける考え方が、共働き世帯を中心に共感を集めています。

さらに、「もし自由設計で家を建てられるなら、こだわりたいポイント」を聞いたところ、パートナーと程よい距離感を保ち、互いの聖域を守る「空間の独立性」(35.6%)や生活動線(リビング・キッチン)から完全に切り離された「集中フロア・部屋の確保」(31.7%)が上位に挙がりました。

こうした背景から注目されているのが、家族団らんの「LDK」に自分専用の「+M(メンパ空間)」をプラスした住まいです。

自宅内に自分専用の「+M(メンパ空間)」を希望する人は全体の75.7%に達し、限られた敷地でも縦の空間を活用できる「多層階住宅(3階建て等)によるフロア分離」を有効と評価した人は68.4%にのぼりました。

さらに、女性の64.2%が「通勤時間の削減(職住近接)がキャリアに絶大なプラスになる」と回答しており、広い家を追求するだけでなく、都心・好立地による「時間の創出」と、縦の空間設計を活かした「集中空間の確保」を両立させることが、現代のビジネスパーソンにとって重要な住まい戦略となりつつあることがうかがえました。

   ◇  ◇

【出典】
▽株式会社オープンハウスグループ、SHE株式会社 調べ

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース