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築100年の古民家美容室で結婚式の前撮り 新郎新婦の着付けとヘアセットを支度から完成まで 2人の和装姿に「本当に素敵」「とてもお似合い」

そんでなライターズ そんでなライターズ

築100年の古民家を生かした美容室で、和装の前撮りに臨む新郎新婦の支度が行われました。スタイルを美容師に任せた2人は、和やかなやりとりを交えながら装いを整えていきます。支度から完成までを収めた5本の動画はInstagramで合計113万回以上表示され、「とてもお似合いですね」「本当に素敵」といった声が寄せられています。

動画を投稿したのは、美容室「Lien」のスタイリスト・吉田知世さん(@lien_tomo)です。4年前、築100年の古民家を生かした同店をオープンしました。

動画は、ケープを着けて鏡の前に座る新婦のヘアセットから始まります。吉田さんは新婦と相談しながら髪全体を整え、顔まわりの髪を残すかどうかについて「着物を着てから最後に決めましょう」と提案しました。

吉田さんは長年ブライダルヘアメイクに携わり、修行時代は年間200件以上、フリーランスになってからも年間100件ほどのブライダルヘアメイクを担当してきました。

ヘアスタイル単体で判断するのではなく、着物や体型、撮影場所を含めた全体のバランスを意識しているといいます。

「実際に着物を着ると印象が変わることも多いため、最後まで柔軟に調整しながら、その方が一番輝いて見えるバランスを探します。流行だけではなく、『その方らしさ』がきちんと残るスタイルを大切にしています」

新婦が着付けに入ると、続いて新郎のヘアセットが始まります。黒紋付袴姿で椅子に座った新郎は、吉田さんに髪型を尋ねられると「任せます」と答えました。

普段はヘアセットをしないという新郎の髪を、ドライヤーとブラシを使って整えていきます。前髪を上げ、額を出したスタイルに仕上がりました。

男性の和装ヘアについて、吉田さんはこう話します。

「和装では艶感を意識し、りりしさや清潔感が引き立つように仕上げています。普段ヘアセットをされない方でも違和感なく見えるよう、その方の雰囲気を大切にしながら、少しだけ特別感をプラスすることを意識しています」

吉田さんは「男性向けの技術を、さらに高めたい」と昨年、理容学校に通い、理容師免許も取得しました。現在も、カットやメンズスタイリングの勉強を続けているそうです。

新郎のヘアセットを終えるころ、新婦の着付けも完了しました。白地に繊細な織り模様や刺しゅうが施された着物姿で鏡の前に座り、顔まわりの髪や髪飾りの位置を最終確認します。

吉田さんによると、結婚式や前撮りでは、慣れないヘアセットや着付けに緊張する人が多いそうです。そのため、技術だけでなく「話しやすい人であること」を大切にし、髪型以外の不安や気になることも相談しやすい関係づくりを意識しています。

この仕事で一番やりがいを感じるのは、仕上がった姿を鏡で見た瞬間のお客様の表情だと、吉田さんは話します。

「『わぁ、素敵!』『やってよかった』と笑顔になってくださる瞬間は、何度経験してもうれしいです。また、撮影後や結婚式後に『一生の思い出になりました』と言っていただけると、この仕事を続けていて本当によかったと感じます」

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