「結婚相手を探すなら、男性が年上で女性が年下」――そんなかつての“王道”パターンに、今大きな変化が訪れています。株式会社IBJ(東京都新宿区)の研究機関『IBJ結婚みらい研究所』は、「年上女性・年下男性との恋愛」に関する調査を実施、その結果を発表しました。それによると、男性の6割以上が「年上女性との恋愛」に前向きであることがわかりました。では、年上にはどのような魅力があるのでしょうか。
調査は、同社が運営する『IBJ Matching』で活動する20歳以上の独身男女977人(男性428人、女性549人)を対象として2026年5月にインターネットで実施されました。
まず、男性に「年上の女性を恋愛対象として見られますか」と尋ねたところ、60.7%が「対象になる」と回答しました。
さらに、「実際に年上女性と付き合ったことがある」と答えた男性は45.3%にのぼり、理想だけでなく現実の選択肢としても定着していることがうかがえます。
男性が「年上女性に魅力を感じるポイント」としては、「無理をしなくていい」(143件)、「安心感がある」(135件)、「精神的に自立している」(118件)が上位に挙がり、男性が年上女性に惹かれる最大のキーワードは「安心感」と「等身大の自分でいられること」のようです。
自由回答でも、「自然と肩の力が抜ける気がする」(30代男性・年上女性との交際経験なし)、「見栄を張る必要がなく自然体の自分を出せるため」(20代男性・年上女性との交際経験あり)といった声が目立ち、従来の「男性が引っ張るべき」という固定観念から解放され、肩の力を抜いて付き合える関係性を求める男性が増えていることがうかがえました。
一方で、女性側の意識はさらに進んでいます。「年下の男性は恋愛対象になる」とした女性は実に89.1%。さらに、61.7%が「実際に年下男性との交際経験がある」と答えました。
「年下男性の魅力」としては、「自分も若々しくいられる」(318件)、「見た目や雰囲気が好み」(287件)、「将来性を感じる」(196件)が上位となり、従来の「男性がリードする関係」ではない意識がうかがえます。
自由回答では、「威圧感がなく、安心できる」(30代女性、年下男性との交際経験あり)、「寿命を迎えるのが同じくらいだと嬉しい」(20代女性、年下男性との交際経験なし)などの意見が寄せられ、女性たちは、年下男性に対して単に「可愛さ」を求めているのではなく、「威圧感のないフラットな関係性」や「お互いを思いやる優しさ」を評価していることがわかりました。
ちなみに、「恋愛対象となる年齢差」については、男女いずれも「1歳〜4歳差まで」が最多となった一方で、「10歳差以上でもOK」という意見も一定数見られ、年齢の壁をそれほど気にしていない実態が明らかになりました。
「男性が年上であるべき」「女性は若い方がいい」といった従来の価値観は薄れつつあり、令和の婚活においては「お互いが自分らしくいられる居心地の良さ」こそが、成婚への近道と言えそうです。年齢の条件を少し広げてみることで、これまでにない理想のパートナーに出会える可能性が広がるかもしれませんね。
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【出典】
▽IBJ結婚みらい研究所
https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/