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「店の客、どこ行った?」夜遊びしない若者たち 低空飛行の日々嘆く28歳嬢「風俗が稼げなくなったのはガチ」【現役風俗店キャストに取材】

たかなし 亜妖 たかなし 亜妖

毎日さまざまな意見が投稿されるX(旧Twitter)にて、「イマドキの夜職は金銭感覚狂うほど稼げないよ」という声があがっています。引用リポストでは現役キャストたちが「わかる、わかる」と頷くほど、実際にお客さんの数が減っているようです。

実際に筆者が取材させてもらった風俗店で働いているキャストたちに話を聞いてみても、この投稿は偽りではないようです。売れっ子からすると稼げる商売なのですが、日給1~2万円しか稼ぐことができないキャストも存在するのが現実でした。例え週末に大きく稼げる日があっても、平日は指名ゼロとなるケースも珍しくありません。

なぜ風俗は稼げなくなっているのか

近頃あまり稼げていないと嘆く風俗店キャストのリンさん(仮名・28歳)は「風俗が稼げなくなったのはガチ」と語ります(以下『』内、リンさん談)。

『あくまで持論だけど、コロナの影響は大きかったと思います。定期的に来店してた客が来なくなるだけで、1人分の売り上げが減るわけじゃないですか。それが2人、3人と続々現れたら、こちらとしては痛手です』

若者が夜遊びから遠のいているのも、風俗店が静かな理由の1つ。草食系男子が増えただけではなく世の中の不況も関係し、「先輩が夜遊びを教え、奢る」といった文化は確かに薄れたような気がします。

乗り気じゃない部下を無理やりに歓楽街へ連れて行けばパワハラ問題にも発展するので、最近のコンプラ問題に引っかかりますよね。あとは単に先輩たちも金銭的に余裕がないのでしょう。

『酔った勢いで2軒目、3軒目で“風俗に行くぞ!”みたいなのも少なくなった気がする。先輩に連れてこられた若いコともあまり会わないです。今でも定期的に来てくれるのは、割と年配の人かな。昔から店に通ってるから夜遊びが日常になってるのでしょうけど、高齢化は否めないから、いつ来なくなるかわからないですね……』

常連の高齢化が進めば利用頻度が下がり、ますますお店は“過疎化”してしまいます。近頃の風俗店は女の子にSNS運用をさせて予約を取るなどキャスト頼みになりがちで、お店が客の分母を増やすことに苦戦しているようでした。

日給3万円にも届かない……低空飛行の日々

彼女はコロナ前からナイトワーカーでしたが、やはり自宅待機の期間中に顧客が何名か来なくなったそう。その後移籍し心機一転頑張りましたが、お店自体の集客力があまり強くありません。安定はしているものの、爆発はしない低空飛行の日々が続きます。

『エリアを変えて2店舗ほど経験しましたが、どこもガーッと爆発しません。新人期間は普通なら常連が飛びつくはずですけど、最近はそうでもない。初日から出勤の枠が全部埋まらず、ヒマした時間ができたほどです。

幸い、長く夜職をやっているから顧客はいますが、入店2カ月で自分で呼んだ客しかこない日があってビビりました(苦笑)“え、店の客はどこ行ったの?”みたいな』

日給2~3万円の日もたまにあり、何のために夜職をしているか分からなくなる日もあったとか。どうにかしようと思ったリンさんは、SNS運用やネット上の日記をこまめに更新しても、閲覧者がいなければどうにもならなかったようです。

『SNSもやってますけど、SNS経由の客は予約バックレ率もそこそこ高いからギャンブルですよ。前は日記書いてたら客が来たのに、今は日記効果もちょっと弱まってSNSも確実性がない。

フォロワーが多くないとDMで予約取りまくれるコにはなれないから、バズらせるか?と考えたこともありました。だけど本来の夜職はそこまでする?という結論にいたり、SNSにはあまり注力しなくなりました。

こんな状態だから、見切りをつけてやめていくコや店を転々としちゃうコが増えてしまうのでしょうね』

◆たかなし亜妖(たかなし・あや)
元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。

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