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【漫画】キャリアアップを目指した転職 好条件の職場なのは嬉しいけど…思わぬ誤算が 「転職失敗」を実感するタイミングとは

沼田 絵美 沼田 絵美

前職よりも年収UP、チャレンジしてみたかった職種での採用、在宅勤務が認められている働きやすい会社など、多くの人が「こんな会社に転職したい!」とイメージするような転職を実現させたはずなのに…。実際働き始めてみると「やっぱり失敗」と感じてしまった方に、転職失敗の理由と失敗を実感したタイミングについてお話を伺ってきました。

キャリアアップのつもりで転職してきたけれど

Aさん(関東在住、20代、会社員)は新卒で食品メーカーの営業職として就職し、いずれはマーケティングや商品開発に携わりたいと頑張ってきました。幸い、熱意が認められ、入社3年目には営業職と兼務ながら直販サイトの販売促進・アクセス解析などマーケティング業務にも関われるようになったそうです。

元々上昇志向の強いAさんはさらに大きなマーケットに関わりたいと転職活動を開始。20代後半という転職マーケットでのニーズともうまくマッチして、年収100万円アップ、マーケティング職として従業員規模が3倍という大手企業に転職を成功させることができました。また、転職先で一緒に働くメンバーも優しく穏やかなタイプで、オンオフの切り替えもしっかりできるとの評判通りと、何の問題もない環境なのだとか。

そんなAさんが「転職失敗かも」と感じている理由は、自分が思っていた以上に実務に対応できないことでした。前職でもマーケティングツールについて自分なりに勉強して取り組んでいましたが、転職後はさらに複雑化、高度化したプラットフォームを多用していて、専門用語を理解するだけでも苦労しているそうです。

「前職では先輩社員たちより自分の方が理解できてる!と自信満々だったのが、転職してからは正直、実務で求められているレベルに追いつける気がしないです。『あ、この子には無理かな』と思われてるんじゃないかなって不安になります。こんなことなら、前職で自分に自信を持っていられた方がよかったかもしれません。でももうどうしようもないですよね」

最初の3カ月くらいはわからなくても努力しよう!と思えたものの、半年ほど経過して配属された優秀な新卒よりも理解度が劣ることに気づき、一気に自信をなくしてしまったAさん。「キャリアダウン」が頭をよぎる時もあるそうです…。

大手企業だけに給与も福利厚生も素晴らしい

Bさん(関東在住、30代、会社員)は新卒以来、2回転職経験がありますが、いずれも営業職としての転職です。新卒の時の会社でも、初めての転職をした会社でもそれなりの営業成績を出すことができていたため、30代に入って「これが最後の転職」と思って選んだ今回の会社でも同じように結果を出せると考えていました。

「最後の転職にしたかったので、年収と福利厚生を重視しました。同じ営業職と思って転職してきたんですが、これまでの外回りと違って、反響営業では1ステップごとにすごく数字で見られるというか…、社内にいる時間が長いのが辛いも想定外でした。息苦しいですし、仕事内容はミスったなと思います。でも、この条件よりいい会社ってなかなかないんですよ。今はあまり実績も挙げられていないので。将来不安です」

同じ職種でも、業務内容は大きく違うことがあるのは要注意ですね。

キャリア入社者が本格的な壁に直面するのは「入社後半年以降」の比率が高い

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ の「キャリア入社者のオンボーディングと組織適応に関する現状把握調査」によると、転職後に「入社してからこれまでに苦労したこと」についてもっとも苦労した時期は「入社後半年以降」と回答したケースが、入社直後や半年未満よりも比率が高いという結果が出ています。

特に「入社前に想定していた職務内容との一致」度が低い層で適応度が低く、転職でも環境や条件以上に重要視すべき項目と言えそうです。

【参考】
▽株式会社リクルートマネジメントソリューションズ |「キャリア入社者のオンボーディングと組織適応に関する現状把握調査」
https://www.recruit-ms.co.jp/news/pressrelease/2233097724/

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