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大学生の息子から届く「これおいしかったよ」がうれしくて…高校3年間で覚えた好みを真空パックに詰めた母の仕送り弁当

そんでなライターズ そんでなライターズ

キッチンのない学生寮で暮らす息子のために、高校3年間のお弁当作りで把握し、好みと食べやすい味つけを生かして真空パックしたおかずを仕送りする母親の投稿が、Threadsで話題です。「真空パックのアイデアがすごい」「お弁当おいしそう」と、1万件を超えるいいねが集まりました。

投稿したのは、SNSでお弁当を公開しているMizuさん(@mizh_ishi)。息子さんが暮らす学生寮は部屋にキッチンがなく、共有の調理場は衛生面が悪いために自炊が難しい環境だといいます。立地もかなり不便で、大学への道中にコンビニがあるだけだそう。 

入学当初はコンビニで揚げ物を買って食べることが多く、「栄養面もお金の面も気になった」とMizuさんは振り返ります。息子さんには味覚過敏があり、食べられない食材や苦手な献立があるからだそう。大学にも相談したものの、すぐには解決しませんでした。

そこでMizuさんが始めたのが、真空パックしたおかずの仕送りです。高校3年間お弁当を作り続けてきたため、「何を入れると喜ぶか、どんな味つけが食べやすいかは、ある程度把握しています」と話します。息子さんは小食のため、お米は入れずにおかずだけを詰め、野菜も意識的に取り入れているそうです。

お弁当は頻繁に送れないため、半月分ほどをまとめて仕込みます。調理に2時間、真空パックや荷造りを含めると約3時間。水分の多いおかずは一度冷凍してから真空パックし、卵焼きにはマヨネーズと片栗粉を混ぜてぼそぼそになりにくくするなど、工夫を重ねてきました。今回の仕送りは進学後3回目で、実家の母から託されたハムや無農薬野菜も詰め、「いろいろな人の思いも一緒に入った、わが家らしい仕送りでした」と振り返ります。 

「まだ試行錯誤の途中ですが、少しずつコツをつかんできた気がします」

届くと息子さんからは必ず「受け取ったよ、ありがとう」と、LINEが来るそう。細かいリクエストをするタイプではないものの、「これおいしかったよ」と言ってくれたものは、次も入れるようにしているのだとか。

「そういう一言がうれしくて、また作ろうという気持ちになります」

Mizuさんはシングルマザーで、3人の子どもはそれぞれ県外の大学に進学しました。上の子2人は、奨学金とアルバイト、仕送りの食べ物や節約で4年間を乗り切ったといいます。末っ子に関しては自炊が難しい環境で、かつ持病もあるため「まずは体調を崩さず、生活の土台を整えてほしい」という思いから、お弁当を仕送りしているそう。

今回の投稿には「子離れした方がいい」という声も届いたそうですが、Mizuさんはこう話します。

「起きて大学へ行き、リポートをこなし、洗濯をして生活している時点で、ちゃんと自立への一歩を踏み出していると思っています。共感や応援の声をたくさんいただけたことは、本当に励みになりました」

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